『未来の年表２ 人口減少日本であなたに起きること』／文化放送「浜カフェ」でBOOKトーク

　文化放送で放送中の「みらいブンカ village　浜松町Innovation Culture Cafe」（浜カフェ）。番組では毎週火曜日に本の話題をとりあげています。

　本日1月28日の放送では、20時台のゲストに高橋啓介さん（ローランド・ベルガー　パートナー／「みんなでうごこう！」プロジェクト総括責任者）をお迎えし、「モビリティサービスの可能性を考える」をテーマに語っていただく予定です。

　番組でご紹介予定の本は、『未来の年表２　人口減少日本であなたに起きること』（講談社）です。

河合雅司　著『未来の年表２　人口減少日本であなたに起きること』（講談社）

　この作品は、タイトルに2と付くとおり、ベストセラー『未来の年表』（講談社）の続編。ただし、続編といっても、二番煎じではなく、前著が日本全体、国全体で起きることを書いたのに対し、今回は「これからあなたに起きることを、お中元やお歳暮のギフトカタログのように一覧にしてみよう」という試みの本になっています。

　本書の中では、少子高齢化についても触れていて、企業ができることとして挙げているのが「全国転勤をなくす」こと。それは、単身赴任が少子化を加速させているから。また、テレワークの拡大も提唱しています。
　通勤が機会損失となっており、「テレワークによって、大都市郊外のサテライトオフィスや地方に住む人が増えれば地方創生につながる」という。
　このほかにも、少子高齢化によって未来にどんなことが起きるのか、詳しくは本書を参照ください。

　今日の20時台のゲストの高橋さんも、モビリティーを通して地方創生を考えているスペシャリスト。
　また、高橋さんが手がけた高齢者用のモビリティーの一つは、高齢者の移動をしやすく事故を減らすために、時速を10㎞に設定するなどの仕様を検討したそうです。
　少子高齢化時代の移動手段はどうなるのか、番組では、本書にも深くかかわるトークが聞けるのではないでしょうか。

　BOOKウォッチ編集部がおすすめする本の紹介は、20時台に放送されます。番組はradikoでも聞けますので、「みらいブンカ village　浜松町Innovation Culture Cafe」（浜カフェ）をチェックしてくださいね。
　よろしくお願いします！

（BOOKウォッチ編集部）