年末に集中して大掃除をしようとすると、それだけで気が重くなる。見て見ぬふりをして、先延ばししている人もいるのでは...?
昨年(2019年)10月に刊行されたyur.3(ゆりさん)の本書『28文字の片づけ』(主婦の友社)は異例の重版をつづけ、1月24日に6刷出来となった。
最大の売り伸ばしシーズンである大掃除の時期をひと月経過した現在も売り上げを伸ばしている。時期にこだわらず、日々ちょっとずつ気軽に片づけをしたい人が多いのだろう。
著者のyur.3は、インスタグラムフォロワー数13万超(2020年1月現在)。これまで整理整頓術や収納法では片づけられなかった人も、yur.3さんの「グサグサ刺さる言葉」を読めば、背中を押されて捨てずにはいられなくなる。
ここで、yur.3のインスタグラムで人気の言葉を見ていこう。第3位は......
願いは心に決めなさい
決めたら紙に書きなさい
書いたら声に出しなさい
出せば行動できるから
夢はそうして叶うから
「片づけたい」「きれいにしたい」「心地よく暮らしたい」願いは、「変わりたい」気持ちのあらわれかもしれない。続いて第2位は......
古いパンツも捨てられず
女をサラリと捨てていく
着古したパンツ、よれよれになったパンツを捨てる代わりに、女であることを捨てていたのかとハッとする。「今日の下着で救急車に乗れるか?」と問われたとき、あなたは「イエス」と答えられるだろうか? 他人が見るかどうかはさておき、身につけるものを1つずつ見直すことが、片づけにも女子力アップにもつながるのだ。そして第1位は......
「好き」と「必要」以外のものは
手放すほどにラクで楽しい!
評者は30代半ば頃から、年齢による体型変化によって似合う服が以前と変わってきたと感じはじめた。もう入らない、もう似合わない。でもいつか、ひょっとして...と思い、だいぶ溜め込んでいる。だから身も心もスッキリしないのだ。「好き」と「必要」のフィルター越しに周囲を見渡すと、ずいぶんと余分なものに囲まれていることに気づく。
本書は、ふだん本を読まない人でもサクサク読めて、断捨離マインドをキープするのに役立つ。読むだけで捨てられる本書の効果をぜひ体感していただきたい。
yur.3は新潟県在住の33歳。2歳の息子、夫、夫の両親との5人暮らし。捨てたい気持ちを後押しする格言をインスタグラムで発信している。
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