おせち料理に鏡もち、福笑い、玄関に飾る門松......正月は、普段の生活では目にすることのない独特な食べ物や遊び、風習がもりだくさん。「ししにゃいと おしょうがつ」(世界文化社)は、そんな正月行事を楽しく学べる絵本だ。
あらすじは、謎の生き物「ししにゃい」が突然現れて主人公の男の子一家と一緒におせちを食べたり、お正月あそびをし始めたりする。物語を楽しみつつ、絵本の中に入ったつもりで迷路、福笑い、探し絵などあそべる要素もある。
お正月に家族で、親戚でワイワイと「ししにゃい」を囲んで団らんが広がる様子は見ているだけでも楽しい。
著者は、緻密な描き込みと遊び心のある画風が人気の澤野秋文さん。細部まで書き込まれた、おせち料理の場面ではその画力が存分に発揮されていて、本書のみどころの一つとなっている。
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