人気マンガ「宇宙兄弟」の作者である小山宙哉さんは、マンガを描くときにゼブラのペンを使っている。なかでも筆ペンの「筆サイン」極細タイプは、「宇宙兄弟」の連載で二重線吹き出しを描くときや、単行本表紙のカラー原稿で主線を描くときに使われているそうだ。
また、女優の三吉彩花さんは、ゼブラのボールペン「サラサ」を中学生のときから愛用していて、ペンを持たない日はないほどの文字好き。字を書くことは睡眠時間を削ってでもしたいことだという。
そんな筆記具のマニアックな話が『ゼブラ完全ガイドブック』(実務教育出版)にはぎっしり詰まっている。ゼブラは明治30年の創業以来、120年間筆記具のみを作ってきたメーカーで、国内初の頭油性マーカー「ハイマッキー」、業界初の100円シャープペンシル「ノックペンシル」、赤と緑のシート付きで書いた文字が消える「チェックペン」、多色展開で濃くはっきり書けるジェルボールペンの「サラサ」といった、おなじみのヒット商品を生み出してきた。
誌面では、これら商品の魅力や誕生秘話だけでなく、ゼブラ社の歴史から技術力まで、画期的なペンが作られてきた裏側が詳しく紹介されている。
なお、本書には特別付録としてゼブラ特製のペンが5本同梱されている。人気のジェルボールペン「サラサクリップ」に、誰もが見覚えのある「ハイマッキー」と"みえるみえる"「クリスタル」のロゴデザインを施したレアなボールペンだ。
以下の2枚の写真は、『ゼブラ完全ガイドブック』(実務教育出版)の付録。
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