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「鬼滅の刃」小説版が好調、累計70万部突破

 集英社のJUMPjBOOKSから刊行された小説『鬼滅(きめつ)の刃(やいば) しあわせの花』と『鬼滅の刃 片羽の蝶』が2019年12月10日の重版をもって累計70万部を突破し、レーベル史上最速の売れ行きを記録することが明らかになった。

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写真は、『鬼滅の刃 片羽の蝶』(集英社)の表紙

 本作品は、週刊少年ジャンプの連載マンガ作品「鬼滅の刃」(吾峠呼世晴/著)から派生した小説で、大正時代を舞台に主人公が人を食らう「鬼」と戦う姿を描いたもの。第1弾の『鬼滅の刃 しあわせの花』は2月、第2弾の『鬼滅の刃 片羽の蝶』は10月に刊行された。

 人気の理由は、「本編で描かれていないエピソードが、原作者のイラスト付きで読める」こと。集英社よると、『鬼滅の刃』はジャンプ本誌での展開がシリアスなこともあり、読者からは、ほのぼのとしたエピソードのある小説版が「息抜きになる」といった感想も寄せられているという。

 下の挿絵は、『鬼滅の刃 片羽の蝶』で、鬼殺の剣士である柱たちが、冨岡義勇を笑わせようと画策するシーン。

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(C)吾峠呼世晴/集英社
 

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