最も映える文庫本 講談社がクリエイターとコラボ

　講談社は、創業110周年を記念して、2019年11月15日から全国約700書店で、『講談社文庫 × クリエイターフェア』を開催する。

写真はオリジナルカバーをつけた講談社文庫

　10代～30代の男女に圧倒的な支持を得るクリエイターと、創刊48周年を迎えた講談社文庫、 創刊４周年の講談社タイガの名作がコラボレーションし、オリジナルカバーを作成した。

　クリエイターは、女優・俳優・モデル・イラストレーターなど、ＳＮＳでも多くのフォロワーを持つ12人。デザインのみならず色味や質感にもこだわり、思わずコレクションしたくなる個性あふれるカバーが出来上がった。

　作品は、東野圭吾さん作の傑作ミステリー『むかし僕が死んだ家』、辻村深月さん作の青春小説『島はぼくらと』など。

　クリエイターは、ShibuyaCross-FM『木村なつみのTOKYO Creators Radio』でメインパーソナリティを務める女優・プロデューサーの木村なつみさん、雑誌『Popteen』専属でTikTokでも絶大な支持を集める現役女子高校生モデル・莉子さん、雑誌『mer』などで活躍するモデル・橋下美好さんら、ＳＮＳ全盛の時代で大活躍している人たちだ。

　クリエイターと作品の組み合わせは以下の通り。

　莉子 × 『島はぼくらと』（辻村深月）
　木村なつみ × 『むかし僕が死んだ家』（東野圭吾）
　青戸しの × 『殺戮にいたる病』（我孫子武丸）
　雪見みと × 『今夜、 すべてのバーで』（中島らも）
　Monet × 『ウォークインクローゼット』（綿矢りさ）
　まつうらまれ × 『終わらない夏のハローグッバイ』（本田壱成）
　わたらいももすけ × 『変愛小説集』（岸本佐知子）
　チョーヒカル × 『密やかな結晶』（小川洋子）
　橋下美好 × 『二度寝とは、 遠くにありて想うもの』（津村記久子）
　ごめん × 『スペードの３』（朝井リョウ）
　日出木りんご × 『ジニのパズル』（崔 実）
　工藤孝生 × 『星が吸う水』（村田沙耶香）

（BOOKウォッチ編集部）