寒い季節になると、あたたかいスープが恋しくなる。書籍『なんとなく不調をととのえるスープ』(世界文化社)は、冷えや疲れ、肌荒れ、イライラ......といった、病気とまではいかないけれど、"なんとなく不調"に悩む人におすすめのスープレシピ本。
特徴は、動物性たんぱく質を一切使わず、野菜の力を最大限に生かして作ること。著者は安曇野にある自然治癒力を高めることを目的とした宿泊施設「ホリスティックリトリート穂高養生園」で料理人を務める鈴木愛さんだ。鈴木さんは、1980年生まれ。映画やCMなどの衣装の仕事を経て食の世界へ入った。都内の自然食レストランや和食店で調理を学び、2010年に安曇野へ移住した。自然に根ざした野菜の調理法を学び、季節をベースとした食と体の結びつきを深く意識しながらレシピを考案している。
レシピは、「野菜だしのスープ」、「しいたけだしのスープ」、「玄米スープ」といったシンプルなものから、「乾燥を防いで体をうるおすスープ」「からだの芯までじっくり温めるスープ」「免疫力を高めて病気に負けない体を作るスープ」といったこれからの季節に合ったものまでが紹介されている。
次の3枚の写真は、『なんとなく不調をととのえるスープ』で紹介されているレシピ。
BOOKウォッチの取材に対し、世界文化社の担当者は次のようにコメントしている。
「愛さんのスープを飲んだとき、あまりの美味しさに感動しました。動物性たんぱく質を一切使わないやさしい味わいのスープは、体だけでなく心までも満足させてくれます。ぜひ、不調を感じたときにこの本で紹介しているスープを1日1回の食事に取り入れてみてください。続けていけば、体が変わっていくことを実感できるはずです」
BOOKウォッチでは、レシピ本関連で、「マツコも唸る? 簡単、時短、節約、なのにおいしい!大人気ブロガーMizukiの「最強レシピ集」」と題し、『Mizukiのラクしておいしい! ほめられごはん The BEST』(学研プラス)も紹介している。
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