外国人労働者問題に関する本が立て続けに出ている。2019年5月25日発行の本書『移民解禁』(毎日新聞出版)は最新刊の一冊。サブタイトルに、「受け入れ成功企業に学ぶ 外国人材活用の鉄則」とあり、内外の事例が掲載されている。
著者の永井隆さんはフリージャーナリスト。これまでに多数のビジネス書があり、本書もきわめて分かりやすく現況をまとめている。外人労働者問題に関心があるビジネスマンには参考になりそう。移民問題をダイバーシティ(多様性)の一環として捉え、「内なるグローバル化」にどう対応できるかで、日本のこれからが問われるとしている。
本欄では『ふたつの日本――「移民国家」の建前と現実』 (講談社現代新書)、『奴隷労働―ベトナム人技能実習生の実態』(花伝社)など多数を紹介している。
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