人生100年時代に光明をもたらす本。著者は創業110年超の老舗企業・森下仁丹の社長。"老舗病"に陥った会社をわずか3年で赤字30億円からV字回復させた。そのキーワードは「オッサン」の活用だった。
著者は理工系だが、「大きな仕事」ができそうという理由で商社に就職、50代でまったく未知の業種に転身、社長になった。自身の経験から50歳を過ぎてからの挑戦でも遅くないと確認、「第四新卒採用」を実施した。大学卒業したての「新卒」、他企業からの転職組「第二新卒」、大学院博士終了の「第三新卒」に対し、社会人として長年経験を積んだ30~60代が「第四新卒」。2200人の中高年の応募が殺到、倍率220倍の狭き門で10人採用した。
チャレンジ精神とアイデアにあふれている10人が、単に業績を上げるだけでなく、既存の社員の意識を変えてくれることを期待している。超高齢社会・日本の可能性を示唆する本だ。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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