ローカル線などに乗って、鉄道の線路が途切れる終点を目指す旅は、鉄道旅のなかで、もっとも旅の醍醐(だいご)味が味わえるのではないだろうか――。
終着駅には、山や海に囲まれた、本当にその先には進めないどん詰まりの駅もあれば、バスやフェリーを使うと、その先に旅がつながったり、ケーブルカーに乗り継ぐと山頂からの絶景が待っていたりもする。さらに、計画がありながら未開通のままであったり、天災で鉄路が途切れてしまったりと、終着駅となった理由もさまざまである。
せっかく鉄道に乗って遠くまで来たのなら、来た道をただ戻るのではなく、鉄道からバスへ、フェリーへと、その連続性のなかに終着駅があると考えて旅してみるのも面白いだろう。
ぜひ、この夏休みには、本書を片手に持って日本各地の終着駅へ、そして終着駅からの新たな旅を再発見しよう!
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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