福岡市が全国的に注目を浴びている。その「住みやすさ」が話題となり、人口増加率が全国1位となった。だが、福岡のすごさは「住みやすさ」だけではない。ジャーナリストの牧野洋氏は、福岡市はいま、イノベーションや起業で先頭を走っているうえ、成長するアジアの玄関口も担っていると語る。
さらには、いまの福岡市を「数十年前のアメリカ西海岸」に相当すると分析する。アメリカ西海岸といえば、アップル、グーグル、マイクロソフト、アマゾン、フェイスブックなどが生まれた地である。
つまり、牧野氏は、自動車産業などの没落に見舞われたアメリカ経済を西海岸が救ったように、開業率1位「日本の西海岸」福岡が、少子高齢化で「沈みゆく日本」を救うのではないかと予測している。
地方都市である福岡が、なぜ「勝ち組」都市になれたのかが、よくわかる1冊である。
産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。
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