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『至高の音楽 クラシック「永遠の名曲」の愉しみ方』百田尚樹著

  2013年に発売され、クラシック関連本としては異例の5万部を突破した本が、安値でコンパクトな新書判になって再登場。
 19歳のときに、「その時は不意に訪れた。(中略)私の心に、突然、すさまじい感動が舞い降りてきたのだ。『なんや、これは!』と思った」とクラシックに覚醒する経験をして以来、40年毎日クラシックを聴き続けている人気小説家が、大傑作のすごさ、作曲家たちの劇的なエピソードを語る。
 「完璧な音楽」と語る「平均律クラヴィーア曲集(バッハ)」や、「文学は音楽に適(かな)わない」と思わされる瞬間がある「第五交響曲(ベートーヴェン)」、『永遠の0』のエピローグ執筆時に聴いた曲など26曲を紹介。クラシックに興味はあるがあまり聞いたことがないという方にうってつけの入門書となっている。一方で、13ページにわたる推薦盤リストにはクラシックファンが興味津々となるはず。

書名:至高の音楽 クラシック「永遠の名曲」の愉しみ方
著者:百田尚樹
発行:PHP新書
定価:780円+税

夕刊フジ

産業経済新聞社発行が発行する、首都圏・近畿圏を中心に販売されているタブロイド判夕刊紙。ターゲットは30代~60代を中心とした都市型男性ビジネスマン。 WEB版は「ZAKZAK」(http://www.zakzak.co.jp/)で、紙面と同じ記事だけでなく、WEBオリジナルの記事も人気。 書評は毎日掲載しており、紙面ではこのコラムで掲載されたもの以外も読むことができる。

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