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山下智久×新木優子主演映画『SEE HEAR LOVE』、原作はどんな物語?<見えなくても聞こえなくても愛してる>

見えなくても聞こえなくても愛してる

 視力と同時に仕事と家族を失った漫画家。
 そんな彼を救ったのは、耳の聞こえない少女だった――。

 ピッコマの人気SMARTOON®︎「見えなくても聞こえなくても愛してる」(NASTY CAT 作)は、視力を失い絶望する漫画家・泉本群司と、そのファンである耳の聞こえない女性・相田響歌の二人が織りなす純愛物語。2023年、山下智久さんと新木優子さん主演での実写映画化が発表された話題作だ。

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NASTY CAT 作 ⓒ NASTY CAT/SUPERCOMIX STUDIO Corp.

目が見えず、耳が聞こえない。それでも幸せな日々

 夫・泉本群司は、朝起きると、妻・相田響歌の身体を揺らして目を覚まさせる。響歌がむくりと起き上がると、パソコンのメモ帳に「よく眠れた?」と書いて問いかける。すると、腕に指文字で「うん、ぐっすり」と答えが返ってきた。

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 響歌は、耳が聞こえない。だから、「起きて」と声かけするのではなく、身体を揺らして起こしてもらうし、会話も、文字を通して行う。一方、群司は、目が見えない。だから、腕に指文字で意思疎通してもらう。二人の生活はこうして営まれている。

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 周囲からは誤解されることもある。たとえば、宅配の受け取り。言葉での応答は群司がする。だが、サインをしたり荷物を受け取ったりするのは響歌の役割だ。夫婦の助け合いは美しいが、傍から見れば「自分では何もせず、妻に荷物を持たせる男」に見えてしまう。様子を見て誤解した配達員は「何なんだあの男? 何から何まで嫁任せで! 少しは自分で動くべきだろ‼」とイライラして帰っていった。

 そんなこともありつつ、夫婦は幸せに暮らしている。目が見えなくても、耳が聞こえなくても、お互いを愛しあっていることは伝わるのだ。もちろん、最初からこんな生活が送れていたわけではない。響歌の優しい笑い声を聴きながら、群司は、自分の目が見えなくなった時のことを思い出していた。

失明......収入と家族を失った漫画家

 泉本群司は、認知症の母親を介護しながら、漫画を描いて生計を立てていた。生活は苦しく、睡眠時間を削って仕事をする毎日。手がけた作品の映画化も決まったのに、収入はいまだに不安定なままだった。

 最近、目の調子が悪いし、頭も痛い。自分の身体に異常があることに気づいても、群司は病院に行こうとはしなかった。舞い込む仕事の処理と母の介護で、そんな暇はない。アシスタントを雇う金すら惜しんで連日仕事に打ち込み続け、ある日、唐突に気を失って倒れた。

 意識を取り戻すと、目には明らかな異常が起こっていた。医者からは「失明する恐れがあります」と告げられた。当然、漫画は描けなくなり、収入も無くなる。友人たちから借金をしてなんとか生活費を賄い、目の治癒を待つが、治る見込みはない。そしてついに、ある時目を覚ますと、群司の視界は真っ暗になっていた――。

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 ついに視力を完全に失ってしまった群司。仕事を失い、家族の面倒を見られなくなり――。過酷すぎる運命に翻弄される彼を待っていたものとは? 立ちはだかる障害を越えた恋に、涙すること間違いなしの純愛SMARTOON!

<試し読みを1話から読む>


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画像提供:ピッコマ




 


  • 書名 見えなくても聞こえなくても愛してる
  • 監修・編集・著者名NASTY CAT 作
  • 出版社名ピッコマ

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