読むべき本、見逃していない?

連合赤軍にこんな女性もいたかもしれない物語

書評掲載元:朝日新聞(2017年6月11日朝刊)書評

夜の谷を行く

 激しい仲間への暴力、リンチで崩壊した連合赤軍。ノンフィクション、小説を含め、多くの「物語」が語られてきた。そのほとんどが男性の視点で書かれてきたが、桐野夏生は女性の視点でとらえ直した。実在のリーダーの永田洋子ではなく、架空の女性主人公を導入することにより、自由に当時の閉鎖された空間と時間を行き来することが出来た。評者の原武史(放送大学教授)は「著者の新境地」と高く評価している。

 新左翼運動の退潮を決定づけた連合赤軍事件について、本を買ってまで読もうとは思わなかったが、この本なら買ってもいいかなと思った。

  • 書名 夜の谷を行く
  • 監修・編集・著者名桐野夏生 著
  • 出版社名文藝春秋
  • 出版年月日2017年3月31日
  • 定価本体1,620円+税
  • 判型・ページ数四六判・304ページ
  • ISBN9784163906119

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