「ロコモティブシンドローム」という言葉を知っていますか?
通称「ロコモ」と呼ばれているのですが、加齢に伴う筋力の低下、関節や脊椎の病気、骨粗鬆症などによって運動器の機能が衰えて、寝たきりになってしまったり、介護がないと動けなくなってしまったり、もしくはそのリスクが高い状態のことを言います。
自分は年じゃないから大丈夫なんて思っていませんか?実は若い人にも「ロコモ」の危険が迫ってきているんです。渡會公治氏の新刊『ロコトレ ロコモ・トレーニング』(アスコム刊)を参考に、早速、チェックしてみましょう!
■すでにロコモ?
さあ、早速チェックです。次の7つの項目に一つでも該当したら、かなり危ない!あなたはすでに「ロコモ」かもしれません。
(1)家の中でつまづいたり、滑ったりすることがある。
(2)片脚立ちで靴下がはけない。
(3)階段を上るのに手すりが必要である。
(4)横断歩道を青信号で渡りきれない。
(5)15分続けて歩けない。
(6)5キロくらいの買い物を持って帰るのがつらい。
(7)布団の上げ下ろしや掃除機を使うのがつらい。
ひとつでも該当した方。すぐに『ロコトレ ロコモ・トレーニング』をチェックして、1日3分のロコトレを始めましょう!
■もうすぐロコモ?
ロコモチェックはどれにも当てはまらなかった!と言う方、安心するのはまだ早いです。次のチェックにチャレンジしてください。もし、1つでも思い当たるものがあったら、ロコモ予備軍ですから要注意です。
(1)運動らしいことはまったくしていない。
(2)近所に出かける時も車を利用する。
(3)列に並んででもエスカレーターを利用する。
(4)ひとつ上の階でもエレベーターを利用する。
(5)ズボンや靴下を座ってはくようになった。
(6)草野球などのスポーツに誘われても断る。
(7)長時間の運転がつらくなった。
(8)電車の中では、いつも座れる場所を探している。
(9)30分以上続けて歩くことができない。
(10)ゴルフでカップインしたボールを拾うのが嫌だと思うようになった。
(11)歩くスピードが落ちてきて、人に追い越されるようになった。
(12)近いところでもタクシーを利用している。
(13)デパートへ行かなくなった。外出して買い物することはめったにない。(14)歩いていて靴がひっかかることがよくある。
(15)体育座りができない。
(16)掃除がおっくうになって、ロボットタイプの掃除機を購入した。
(17)立った状態で前屈しても、床に手がつかない。
思い当たる項目がひとつでもあった方は、やはり、『ロコトレ ロコモ・トレーニング』を読んで、1日3分のロコトレを始めた方がよいでしょう!
■ゆくゆくロコモ?
上のチェック項目に何ひとつ該当しなかった!という方。最後に、あなたが将来「ロコモ」になる可能性をチェックしておきましょう。何事も予防には、早め早めが効果的です。
(1)肩、腰、膝、首、など、体のどこかに痛みがある。
(2)変形性膝関節症と診断された。
(3)X脚だ。
(4)運動を何もしていない。
(5)メタボと診断されている。
今は、まだ大丈夫。と思っていても、「ロコモ」の危険性は確実に現代人に忍び寄っています。『ロコトレ ロコモ・トレーニング』をチェックして、正確な知識と効果的な予防法、そして1日3分でできるロコトレを身につけ、よりすこやかな毎日を過ごせるようにしましょう!
書名:ロコトレ ロコモ・トレーニング著者:渡會 公治発売日:2013年5月29日定価:1000円(税込)