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眠れない、頭痛がする、疲れが取れない...その原因はきっとコレ!

  あなたの首はコっていませんか? 首がコってつらいけど我慢しよう、なんて思っていると大変なことになります。あなたの体調不良のすべての原因は、その「首コリ」にあるかもしれないからです。 そう警告するのは、東京脳神経センター理事長の松井孝嘉氏。松井氏は、30年以上この首コリの研究をつづけ、その原因を突き止めました。そこで、松井氏の最新刊『首を温めれば健康になる』から、その症状を見てみましょう。もしかしたら、あなたにも当てはまる症状があるかもしれません。
 まず頭痛持ちの人。 頭痛は体質だと諦めていませんか。でも、そのまま放っておくと、だるさが消えなくなったり、微熱が出るようになったり、胃腸の調子が悪くなったり……。いろいろ身体の不調に悩まされるようになります。ひどい頭痛のせいで、仕事や勉強を長く続けられなくなってしまうかもしれません。また、頭痛の専門外来で受信した場合、薬を投与されます。薬を飲めば、効き目がある間の痛みが治まるだけで、頭痛の悩みはなくなりません。 実は、頭痛の原因の70%は、「首コリ」にあるのです。頭痛薬を手放したいなら、その根本原因である首のコリを治すことをおすすめします。
 睡眠障害に悩んでいる人も要注意です。 入眠障害や中途覚醒、早朝覚醒、熟眠障害といった睡眠障害で、十分な睡眠がとれないと、集中力や記憶力が低下します。それだけでなく、気分や情動が不安定にもなります。居眠り事故も引きおこしかねません。「たかが睡眠不足」と侮っていると大変なことになります。 首の筋肉異常は、この睡眠障害をも引き起こします。たとえば、途中で目が覚めてしまうというのは「肩コリ」や「首コリ」が原因なのです。首コリを治せば、しっかり熟睡できて、スッキリ目覚められるようになります。
 慢性的な胃腸の不調も、実は「首コリ」が原因です。 首コリは、自律神経を失調させてしまいます。そのため胃液の分泌量を少なくしてしまい、消化の悪い状態を引き起こすのです。さらに、首コリを放置していると、消化不良の状態が続き、本当に胃が病気になってしまい、最悪の場合、胃がんになる危険もあります。 また、自律神経は腸の運動も司っているので、首コリを放置すると、腸の働きも悪くなり、便秘を引き起こし、直腸がんや潰瘍、腸炎などの病気を招いてしまいます。胃や腸の病気にならないためにも、首コリのケアは必須なのです。
 「首コリ」は、身体のあらゆる不調を引き起こします。例えば、目薬をいくらさしてもよくならないドライアイや眼精疲労。また、強い倦怠感や疲労感が抜けないといった慢性疲労。原因不明のこういった症状に悩んでいる人も、首コリを疑ってください。何か気になる症状があったら、この『首を温めれば健康になる』を読んで、首コリ具合をチェックすることをおすすめします。

書名:首を温めれば健康になる
著者:松井 孝嘉発売日:2013年4月18日定価:1000円(税込) 

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