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今、求められるのはドラッカーよりもマキアヴェッリ

マイクロソフト元社長で書評ブログのカリスマ成毛眞(なるけ・まこと)氏による「人心掌握」のための超実践テキストが本書。
「もし地球最後の日が訪れ、ロケットで地球を脱出するような事態になり、10冊だけ本を持ち出せるとしたら、何を選ぶか。
私は間違いなく、そのうちの1冊に『君主論』を選ぶだろう」(はじめにより)とあるように、成毛氏に大きな影響を与えたのが『君主論』。その『君主論』の解説ではなく、成毛氏の体験と実践を通じてまとめたのが本書となっている。
過去のエピソード(ビル・ゲイツが日本法人に来社して、挨拶もそこそこにオフィスの足ふきマットの不要論がはじまったり等)や最近の出来事を引き合いに出し成毛流『君主論』が分かりやすく伝わってくる。
今のような非常時には人に嫌われてもリーダーシップを発揮する人間が求められる、いわばドラッカーよりもマキアヴェッリが求められるということに気づくことでしょう。


署名:成毛眞の超訳・君主論
著者:成毛眞
発売日:2011/12/27
定価:777円

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