公認会計士試験に合格しても、監査法人などの就職先がない――。難関の試験を突破した苦労が報われないかもしれない?!
公認会計士の資格取得には、試験合格後に実務経験を積む必要があります。今、この実務経験を重ねられず、せっかく試験に合格しても公認会計士の資格を得られない人が増えています。
不況によって監査法人の採用者数は減る一方です。また、一般の企業で働く会計士の数にも大きな変化がありません。試験合格者を受け入れられる門戸自体が、非常に狭くなっているのです。1月5日には、金融庁が公認会計士試験の合格者を絞り込む方針を決めました。多くの受験志望者や現役会計士が、公認会計士に関する昨今のネガティブな報道に不安を感じています。
実際に、公認会計士の仕事とはどのようなものかご存じでしょうか。業務内容や業界情報は、一般的にそれ程多く公開されているわけではありません。公認会計士が置かれている状況に対して"正確な認識がない"状態こそが、不安を増大させる要因になっていると考えられます。この度、平林亮子氏と武田雄治氏が2011年9月8日に日本実業出版社より上梓した『
本当にわかる公認会計士の仕事』では、受験から転職・独立まで、両氏の経験を元に"公認会計士のリアル"をつぶさに紹介しています。
【紹介されているエピソードの一例】
・公認会計士だからこそ得られる貴重な経験
・2人の公認会計士試験の受験対策
・監査法人で得られたこと、得られなかったもの
・独立して失敗しないための「3つの覚悟」
その他にも、第一線で活躍する2人の公認会計士が、独立を意識したきっかけやプランの立て方、資本金準備、トラブルになりがちな注意点など、ここでしか書けない話題を数多く掲載しています。公認会計士を志す方には必読の1冊です。
書名:本当にわかる公認会計士の仕事
著者:武田雄治 平林亮子
発売日:2011年9月8日
定価:1575円(税込み)