2024年1月17日、高田純次さんの著書『最後の適当日記(仮)』(ダイヤモンド社)が発売された。
本書は、高田さんが76歳の誕生日を迎えた2023年1月21日から、同年12月31日までに綴った日記をまとめたもの。2008年に発売され、電子書籍のみで10万部のヒットとなった『適当日記』(ダイヤモンド社)の16年ぶりの続編となる1冊だ。
「タレント高田純次の最後の足跡を後世に残すことができます」と無理やり書かされたという文章は、サボりあり、愚痴ありのテキトーな内容。担当者の誘い文句に「もうすぐ死ぬ前提?!」と不満を抱えながらも、終活、WBC、ポリープなど、日常の話題について独特の文体で語っている。
たとえば、卵かけご飯については、「忘れずに醤油をかける」という意外なこだわりを披露。「黄身だけ食べるやつがいてそれは激怒したよね」と、その独特の美学を語っている。
「この本をオレの遺言と思ってくれていいよ。あと50年は生きるけど」と話すおなじみの"適当"加減が反映された日記は、笑えて、ついでに肩の力が抜ける絶妙なもの。真面目すぎる、頑張りすぎてしまう人にオススメしたい内容だ。
【高田純次さんコメント】
まず、この『最後の適当日記』を10冊買って欲しい。
その10冊を、君の知り合いや、家族でも親戚でもいいから1冊ずつプレゼントして欲しい。
そして、本を配るときは、「この本を受け取ったら、必ず、同じ適当日記を10冊買うように」とキツく約束すること。
そして、その本をまた10人に配って、その10人に「必ず10冊買え」と伝える。 これをやると、君もきっと、高田純次になるはず。間違いない。
■高田純次さんプロフィール
たかだ・じゅんじ/1947年東京生まれ。東京デザイナー学院卒業。1971年に「自由劇場」の研究生となるが、1年後退団しイッセー尾形氏らと劇団を結成。その後4年間サラリーマン生活をし、1977年に劇団「東京乾電池」に参加。1989年に独立。以後、バラエティー番組やドラマなどに出演し、「適当男」として芸能界で独自のポジションを築く。
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