2023年12月14日、大橋しんさんの著書『筋緊張がとれ、自律神経が整う イラスト見るだけ整体』(KADOKAWA)が発売された。監修は、Ashida Clinic院長の芦田京子さん。
著者は、『魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢がよくなるすごい本』などの著書で知られる、「難治性患者専門」の特命理学療法士。身体の緊張をほぐす身体技法「アレクサンダー・テクニーク」をドイツで学び、2020年にリハビリと太極拳を中心としたスタジオを開設した。
本書は、猫背・疲れ・肩こり・腰痛・冷え・眼精疲労・不眠・高血圧......あらゆる不調の原因となる「慢性的な筋緊張」を、イラストとイメージの力で取り除いていく画期的なセルフケア本。体の各部位を、イラストにしたがって順番に、ていねいにほぐしていけば、疲れずにぐっすり眠れる効果もあるという。
たとえば、首をまっすぐ上に伸ばすと、ちょうど背骨の上に乗った状態になり、首を支えていた筋肉の負担が軽減されるという。このほか、見るだけで体が変わる、ケアのコツを示した魔法のイラストが満載。身体のコリが気になる人におすすめのおすすめ1冊だ。
【目次】
何が問題か?/知らぬ間に起きている「押しつぶし」
方針/よけいな努力をせず 骨で立つ
一番大切なこと/一番大切な「首」を長く自由に
頭と首/「耳・鼻」のラインで 頭と首が分かれる
頭/頭は上へ前へ
背骨・体の中心/背骨は体の真ん中を通る
背骨/背骨は下に垂れ下がる
胴体/胴体は前も後ろも 広く長く
股関節・体の中心/股関節で「上半身」「下半身」が分かれる
骨盤/骨盤はいつもゆらいでいる
おしりと太もも/「おしり」「太もも」の力を一緒に抜く
目/目はけっこう大きい
顔の表情/顔の筋肉は全方向に動く
あご/あごが下に下がる
舌/舌は根元からで、大きい
のど・気道/のどは広くて太い
肩と腕/肩は羽が生えたように左右や上に離れて
腕/腕は胸から生えている
手の中心軸/手指の中心軸は小指
呼吸と背骨・膜/体は吸う息で短く太くなり、吐く息で長く細くなる
お腹と背中の筋肉/腹筋と背筋はけっこう厚い
立ち方/母指球、小指球、かかとの3点で立つ
座り方/坐骨で座る
ひざ/おさらの下でひざは曲がる
足の指/母指球・小指球のところで曲がる
休み方/首を自由にしたまま、体を感じよう
体験談1「頭は背骨の上に乗っかる」を知るだけで肩こりや高血圧の薬から自由になれた
体験談2 その怒りっぽさ、筋肉の緊張のせいかも?「骨盤がゆらぐ」で腰痛と人間関係が改善
体験談3「目や舌は意外と大きい」を知るだけで 慢性的な頭痛や眼精疲労が劇的に改善
体験談4 座り姿勢の「不要な努力」を手放したら「不眠」「うつ病」がいっきに改善
■大橋しんさんプロフィール
おおはし・しん/「難治性患者専門」理学療法士、アレクサンダー・テクニーク教師。岐阜県生まれ、兵庫県西宮市在住。(株)フローエシックス代表取締役。ドイツでチェロの修業中にアレクサンダー・テクニークを知り、帰国後に理学療法士とアレクサンダー国際認定教師の資格を取得(両資格の所有者は国内初)。救急病院勤務を経て、整形外科クリニックにて「特命理学療法士」として数々の難しいケースを解決。2020年に独立し、リハビリと太極拳を中心としたスタジオを開設。姿勢改善の研究成果を積極的に学会で発表しており、医療だけに頼らない健康とケアのあり方を提案している。テレビ・ラジオ出演多数。著書に10刷のロングセラー『魔法のフレーズをとなえるだけで姿勢がよくなるすごい本』、『すごい自然体に読むだけでなれる4コマ漫画』(いずれも飛鳥新社)がある。
■芦田京子さんプロフィール
あしだ・きょうこ/Ashida Clinic院長。大阪医科薬科大学卒業。同大学病院内科学教室、松下記念病院等での研修、研究、診療を経て、2010年、Ashida Clinicを開院。栄養療法、漢方治療、点滴療法等を取り入れ、予防医学に力を入れた診療を行っている。
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