2023年11月22日、眼科外科医・深作秀春さんの著書『図解 知らないと危険!! 失明リスクのある病気の治療法』(河出書房新社)が発売された。
著者は、世界の眼科手術医療を根本的に変え、卓越した眼科外科医に送られる「クリチンガー・アワード」を2017年に受賞、アメリカ白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)の最高賞を世界最多受賞回数である20回にわたって受賞するなど、眼科における世界最高医として知られる。
本書では、日本人が抱える目の健康リスクをリストアップ。加齢とともに目は衰え続けていくこと、現代人が目を酷使して組織障害を起こしていること、一部の医師による経過観察で症状を悪化させていること、日本の眼科医療は世界から20年遅れていることなど、日本人の目にかかわる様々な事情を説明している。
また、日本ではよく知られている白内障や緑内障、網膜剥離と同様に、アメリカでは失明リスクが最も高い病気として扱われている加齢黄斑変性(かれいおうはんへんせい)、日本では指定難病に認定されている網膜色素変性症、糖尿病の合併症である糖尿病性網膜症について、本書では特に詳しく病気の解説と治療への道筋を紹介。目の病気の基礎知識から治療法、セルフケア、予防法までを広く学べる1冊だ。
【目次】■深作秀春さんプロフィール
ふかさく・ひではる/眼科専門医。1953年、神奈川県生まれ。運輸省航空大学校を経て、国立滋賀医科大学卒業。横浜市立大学附属病院、昭和大学藤が丘病院などを経て、1988年深作眼科を開院。米・独などで研鑽を積み、白内障や緑内障などの近代的手術法を開発。米国白内障屈折矯正手術学会(ASCRS)にて常任理事、眼科殿堂選考委員、学術賞審査委員、学会誌編集委員などを歴任。世界最高の眼科外科医を賞するクリチンガー・アワード受賞。ASCRS最高賞を20回受賞。院長を務める深作眼科は日本最大級の眼科として知られ、約25万件の手術を経験。画家でもあり個展を多数開催。多摩美術大学大学院修了。日本美術家連盟会員。著書に、『やってはいけない目の治療』(KADOKAWA)、『視力を失わない生き方』(光文社新書)、『一生よく見える目になろう』(主婦の友社)、『世界最高医が教える目がよくなる32の方法』(ダイヤモンド社)など。
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