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50代。スウェットをお出かけ着に格上げするには? 部屋着感をなくすポイント2つ

毎日たのしい大人のカジュアルコーデ見本帖

   50代の「大人カジュアル」は、さじ加減が難しい。着心地のいいデニムやスウェット、ボーダートップスは、どれも油断するとお疲れ感や部屋着感が出てしまう。おしゃれに着こなすには、センスとコツが必要だ。

   そんな「大人カジュアル」の正解を教えてくれるのが本書『毎日たのしい大人のカジュアルコーデ見本帖』(エムディエヌコーポレーション)だ。

『毎日たのしい大人のカジュアルコーデ見本帖』須藤理可(canaria) 著(エムディエヌコーポレーション)
『毎日たのしい大人のカジュアルコーデ見本帖』須藤理可(canaria) 著(エムディエヌコーポレーション)

   著者は、「カナリア」こと須藤理可さん。1969年生まれの50代で、ブログやSNSで大人向けのカジュアルコーデを発信している。

   今のカナリアさんが好きなファッションは、カジュアルに少しの「甘さ」を加えた「甘めカジュアル」。年齢を理由に可愛らしいデザインや色を諦めるのではなく、甘さを調整することで楽しんでいくのだ。

甘い小物とウエストイン

   たとえば、カジュアルの代表、スウェットを見てみよう。デニムの上にバサッと着たままでは部屋着感が満載だ。スニーカーを合わせると、さらにラフさが際立ってしまう。

   そんなときは、小物で「甘さ」や「きちんと感」をプラスしよう。

   まずはウエストをインしてコーデにメリハリをつけ、パールネックレスとバレエシューズをプラス。それだけでお出かけ仕様に見えてくる。足の甲を見せることで、脚長効果が狙える。

   メンズライクなデニムには、赤のトップスを合わせて。かごバッグやパールのネックレスなどで甘さをプラスすれば、華やかで上品に見える。

   コーデのどこかに「艶」や「上品さ」を取り入れるのが、カナリアさん流だ。

   ボーダーのカットソーやレーススカートなどの着こなし、バッグやスニーカーとの合わせ方などすぐに実践できそうなコツも教えてくれる。

   「胸やせが目立たないのはVネックよりクルーネック」「デニムの裾はセルフカットで自分好みにできる」「鉄板のベースコーデを備えておけば困ったときも乗り切れる」など知っておくと便利なアドバイスも。

   本書は次のような方にオススメだ。

・カジュアルな服が似合わなくなってきた
・ボーダートップスを封印している
・スニーカーのコーデが難しくなってきた
・ピンクの服はさすがにもう着られないかも

   自分の「好き」は年齢が変わっても譲れないものもある。そんな方にぴったりの大人向けのファッションが紹介されている。あなたの「好き」を諦めずに、自分だけのおしゃれを見つけよう。

■須藤理可(canaria)さんプロフィール
スドウリカ(カナリア)/ 1969年和歌山県生まれ。ブログやSNSで発信する日々のカジュアルコーデの記録が人気。コラボ服のプロデュースや不定期で自作のアクセサリーも販売。WEBサイト〈クウネル・サロン〉では、おもにプチプラアイテムや偏愛アイテムを使った大人カジュアルな着こなしを紹介。


※画像提供:インプレス


 
  • 書名 毎日たのしい大人のカジュアルコーデ見本帖
  • 監修・編集・著者名須藤 理可 著
  • 出版社名エムディエヌコーポレーション
  • 出版年月日2023年9月29日
  • 定価1760円(税込)
  • 判型・ページ数四六判、176ページ
  • ISBN9784295205524

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