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「紙モノ」整理で人生を豊かに プロが教える5つのメリット

60歳からの「紙モノ」整理

「紙モノ」とは、レシート、郵便物、チラシから、本、雑誌、新聞などの情報に関する紙類、手帳や日記、写真などの思い出系の紙類、さらには通帳や保険証、証券、土地の権利書といった金銭的な価値のある重要書類などを含めた紙類全般を指すことば。

 紙はたいして場所をとらないからと、私たちはこうした「紙モノ」の整理を、ついつい先のばしにしがちだ。しかし、片づけ講師・渡部亜矢さんによると、たとえ収納スペースに困っていなかったとしても、「紙モノ」は整理した方が良いのだという。

 今回は、2023年6月21日発売の渡部さんの新著『60歳からの「紙モノ」整理』(青春出版社)から、「紙モノ」整理に関する5つのメリットを紹介する。

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心に余裕ができる

 まずは、通帳や保険証など「健康やお金に関わる重要書類」 の整理について。これらの書類を整理しておけば、「何かあったとき、 必要なものがすぐ取り出せる」うえに、財産を「見える化」することで、安心感にもつながるという。

 次に、「日常生活や趣味、 思い出の紙類」 の整理について。これらの書類を整理すると、「捨てるに捨てられないものが手放せる」し、「身軽になって、心にも空間にも余裕が生まれる」ことにもつながるという。

 さらに、「実家じまい」などで得た「紙モノ整理」のテクニックは、先々の自分自身の紙モノ整理をする際に役立つ。

 これらをまとめると、以下のようになる。

①何かあったとき、 必要なものがすぐ取り出せる
②財産を「見える化」することで、安心感にもつながる
③捨てるに捨てられないものが手放せる
④身軽になって、心にも空間にも余裕が生まれる
⑤先々の紙モノ整理をする際に役立つ

 モノを片づけることは、心や生活を豊かにすることに繋がる。単なる片づけ本にとどまらない、「これから」の人生を豊かに楽しく過ごすためのエッセンスが詰まった1冊だ。


■渡部亜矢さんプロフィール
わたなべ・あや/片づけ講師。一般社団法人実家片づけ整理協会代表理事。実家片づけアドバイザー®。銀行、出版社等を経て、片づけが苦手な人向きの講座を開講。人生100年時代の片づけ整理術、親子で取り組む生前整理、空き家になるのを防ぐ片づけ術、終活、モノとお金の整理術などを展開中。講演・メディア出演多数。筑波大学大学院修了(カウンセリング修士)。おもな著書に『人生が整う 片づけの基本』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)、『プロが教える 実家の片づけ』(ダイヤモンド社)、『カツオが磯野家を片づける日』(SBクリエイティブ)などがある。


※画像提供:青春出版社

  • 書名 60歳からの「紙モノ」整理
  • 監修・編集・著者名渡部 亜矢 著
  • 出版社名青春出版社
  • 出版年月日2023年6月21日
  • 定価1,650 円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・224ページ
  • ISBN9784413233118

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