世の中、円満な人間関係は、どんな言葉を選択して使うかにかかっている。そこで大事なのは、ポジティブな言い換えを積み重ねることだ。
今回は、話題の達人倶楽部編集『たったひと言で、人間関係が変わる 気の利いた言い換え680語』（青春出版社、2023年6月12日発売）から、生活の中で使える「言い換え」をいくつか紹介する。
言い換えで大切なのは、相手を傷つけない、言いたいことをきちんと伝える、この二つを両立させること。いい印象の言葉を使おうとしすぎて、伝えたいことが伝わらないコミュニケーションになってしまっては本末転倒だからだ。
では、具体的にはどんな「言い換え」をすればいいのか。たとえば、「没個性」は「周囲に溶け込んでいる」と言い換える。没個性という言葉を悪口以外で使う場合、その意味は「周囲に溶け込んでいる」とほぼ同じ。しかし、与える印象は後者の方が圧倒的にいい。
「変わった人」は「面白い人」。「うるさい人」は「賑やかな人」。「どっこいどっこい」は「遜色ない」。「朝令暮改」は「臨機応変」......。本書では、他にもさまざまな場面で使える言い換えが多数収録されている。
■話題の達人倶楽部プロフィール
わだいのたつじんくらぶ／カジュアルな話題から高尚なジャンルまで、あらゆる分野の情報を網羅し、常に話題の中心を追いかける柔軟思考型プロ集団。彼らの提供する話題のクオリティの高さは、業界内外で注目のマトである。
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