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あの直木賞候補作家もランクイン。不朽の名作BLコミック&小説、ファン投票で選ばれた1位は?

(企画名)不朽の名作BL2022

 BL作品レビューサイト「ちるちる」で、「不朽の名作BL2022」コミック・小説部門ランキングが発表された。

 発売から5年以上経過した商業BL作品のなかから、現在も評価され続ける不朽の名作を決定する本企画。今回からファンの投票企画となり、6,351票が集まった。


 コミック部門で1位に輝いたのは、中村明日美子さんの『同級生』(茜新社)だ。正反対のキャラクターを持つクラスメイトの2人が、ふとしたきっかけで惹かれ合うストーリー。独特のタッチで描かれる繊細な青春模様が、多くの読者の心に深い印象を残した。2022年にはシリーズ最新作『home』(茜新社)が単行本化され、大人になった2人の物語は今も続いている。

 読者からは、「読む度に心がすーっと綺麗になる気がする」、「ピュアで美しい心の2人。未来永劫幸せでいて欲しい」と言った声が寄せられている。

 5位までのランキングは以下の通り。

2位 『囀る鳥は羽ばたかない (1)』ヨネダコウ(大洋図書)
3位 『憂鬱な朝 (1)』日高ショーコ(徳間書店)
4位 『ギヴン (1)』キヅナツキ(新書館)
5位 『どうしても触れたくない』ヨネダコウ(大洋図書)


 小説部門の第1位は、凪良ゆうさん著、葛西リカコさんイラストの『美しい彼』(徳間書店)だ。クラスの最底辺の男子高校生が学校の頂点に君臨する生徒に恋をするというストーリー。2021年に毎日放送でドラマ化され、2023年4月には劇場版の公開が決まっている。凪良ゆうさんは2023年1月の直木賞候補となるなど、BLの外のフィールドでも注目を集めている。

 読者からは、「主人公の感情が他人とは思えず、自分の分身かと思った」「発売から8年という時間をかけて、2人がより強固な結びつきになった事がとても嬉しい」といった声が集まった。

 5位までのランキングは以下の通り。

2位 『DEADLOCK』英田サキ 著、高階佑 イラスト(徳間書店)
3位 『イエスかノーか半分か』一穂ミチ 著、竹美家らら イラスト(新書館)
4位 『パブリックスクール -檻の中の王-』樋口美沙緒 著、yoco イラスト(徳間書店)
5位 『箱の中』木原音瀬 著(講談社)


 「ちるちる」サイトでは、各部門20位までのランキング結果を公開している。

 さらに、ebookjapan、Renta!、hontoでは、対象商品を購入すると受賞作家7名による描き下ろし小冊子がもらえるフェアを実施中だ。コミック部門1位『同級生』の描き下ろしマンガも収録している。ファンならこの機会を見逃せない。

「不朽の名作BL2022」描き下ろし小冊子
「不朽の名作BL2022」描き下ろし小冊子

〈フェア概要〉

■実施店舗 ※電子書籍のみの配布です。
・ebookjapan(2023年1月31日まで)
・Renta!(2023年1月10日まで)
・honto(2023年1月22日まで)

特典配布条件:フェア対象作品から2冊購入で、1アカウントに特典小冊子(epub)を付与。詳細はストアごとに異なります。

フェア対象作品:ストアごとに異なります。今後発表される各ストアのフェアページをご確認ください。

■フェア特典小冊子『不朽の名作BL2022』寄稿作家・作品(作家50音順)
4ページ(一部除く)描き下ろし漫画・8~12ページ書き下ろし小説

『DEADLOCK』英田サキ(徳間書店)
『気まぐれなジャガー (1)』ウノハナ(Jパブリッシング)
『墨と雪』かわい有美子(幻冬舎)
『YOUNG GOOD BOYFRIEND』ダヨオ(祥伝社)※2ページの掲載
『同級生』中村明日美子(茜新社)
『MODS』ナツメカズキ(東京漫画社)
『緑土なす 黄金の王と杖と灰色狼』みやしろちうこ(リブレ)

※画像提供:株式会社サンディアス





 


  • 書名 (企画名)不朽の名作BL2022

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