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休職したら人生詰む? 産業医が教える「休職」からのサバイバル術

復職率9割の精神科産業医が教える マンガでわかる 休職サバイバル術

   「心が疲れたら休んで」とは言われるものの、仕事を休んだら収入がなくなって、さらに追い詰められてしまう、もう仕事に戻れなくなるのではないか......など、いろいろ考えると不安で、休むことにも躊躇してしまう方も多いのではないだろうか。

   日本ではいまや、働く人の3人に1人がメンタル不調を抱えているという。うつ病や適応障害への認知度は高まってきたものの、「休職」に関する情報や制度に関しては、まだまだ浸透していないのが現状だ。

   産業医・精神科医として、日々働く人の相談に乗っている加藤高裕さんは、「会社の保健室に来る方は皆、口をそろえて『先生、休職はしたくないんです』と言います」と言う。

「休職をしたら、キャリアが損なわれる。
家族に心配をかける。
同僚に色眼鏡で見られるかもしれない。
収入がなくなったら、生活できない。

たくさんの不安が渦巻いて、面談中に涙をこぼす方も少なくありません。疲れ切った心を抱えながらも、なお頑張り続けようとする人と接するなかで、次第に、休職と復職の本当のところを伝えなければ、という気持ちが大きく膨らんできました」

   そこで加藤さんは、「休職」の不安や悩みを解消するノウハウを一冊の本にまとめた。それがこちら。

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   11月17日発売の『復職率9割の精神科産業医が教える マンガでわかる 休職サバイバル術』(主婦の友インフォス)は、メンタルダウンしないための方法や休職する際の注意点など、会社員として働くすべての人が知っておくべき休職の基礎知識を解説した一冊。担当した従業員の9割が復職に成功しているという加藤さんと、実際に休職・復職を体験した漫画家のミヨシさんがタッグを組み、休職のリアルをマンガでわかりやすく紹介している。

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漫画でわかりやすく解説

   メンタルの不調を感じるタイミングは、個人の気質や性格にも大きく影響してくる。加藤さんは、自身やパートナー、同僚がどのようなタイプで、どんなことでメンタルダウンするのかを理解していくことが大切だと説く。

   メンタルダウンしやすい性格には、「熱血仕事中毒」「まじめな心配性」「我慢強い優等生」「バランス安定」などのタイプがあるという。

   本書では、傾向を知るための性格診断や、リスクを低減するために知っておきたい向いている業種・職種、メンタル不調の原因を詳しく解説しているので、焦らずまずは知るところから始めていこう。

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自分の性格の傾向を知ろう!

   企業にとっても、メンタルヘルスケアの充実は、従業員の生産性を上げ、優秀な人材を獲得し、離職率の低減や企業ブランドの向上するためにも急務となっている。

   どうすればメンタルダウンを防ぐことができるのか、休む必要を感じた時、いざ休職をするとなったら何が必要なのか、どうすれば復職できるのか。「ここで休んだらもう終わり」ではなく、その先の道筋を示してくれる、ありそうでなかった「休職ガイド」だ。

【目次】

データが示す経営戦略としてのメンタルヘルス対策
第1章 なぜメンタルダウンするのか?
第2章 はじめての心療内科
第3章 いざ休職するとなったら
第4章 休職中の過ごし方
第5章 復職するために必要なもの
第6章 職場定着の定義

■加藤高裕さんプロフィール
かとう・たかひろ/浜松町メンタルクリニック院長。医学博士・産業医・精神科医。自身のクリニックでビジネスマンをはじめとした多くの患者の診療を行う傍ら、大手企業を中心に、産業医も務める。担当企業で多数の休職・復職の支援を行い、復職後の定着率は9割を超え、面談した従業員から厚い信頼を得ている。医療的な助言のみならず、健康経営の推進や福利厚生の拡充まで、企業に対してビジネスの現場に即した幅広いメンタルヘルスケアの提言を続けている。精神科医の産業医は、日本の企業では非常に稀で、産業医全体の5.1%にとどまっている。



  • 書名 復職率9割の精神科産業医が教える マンガでわかる 休職サバイバル術
  • 監修・編集・著者名加藤高裕 著
  • 出版社名主婦の友インフォス
  • 出版年月日2022年11月17日
  • 定価1,584円(税込)
  • ISBN9784074526017

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