いつも「超○○ですね」「すごいです」「やばいです」ばかりしか言えない。いい大人なのに会話が下手でやばいかも......あ、またやばいって言っちゃった......。なんていう、大人の語彙力不足に悩んでいるそこのあなた。
コミュニケーション講師・吉井奈々さんによる『いつもの言葉があか抜ける オトナ女子のすてきな語彙力帳』(ダイヤモンド社)で、大人のすてきな言い回しを身につけよう。
たとえば、何かを断るとき。ただ「結構です」とだけ言うと角が立つけれど、あまりふわっと言っても食い下がられるし......と、言い回しが難しいシーンの一つではないだろうか。そんなときは、この言葉。
「お気持ちだけいただきますね」
たしかに、感じのいい人がよく使っている言葉! 相手の好意も大切にできる、すてきなフレーズだ。次に何かを断るときには使ってみよう。
他には、ちょっとした雑談のシーン。特に夏場だと気温の話をすることが多いが、「暑くてイヤになりますね~」と言うと、悪くはないけれど暑さに対してネガティブになってしまい、大人のすてきさはないかもしれない。もっとすてきに話すには?
「いよいよ夏本番ですね」
暑さをポジティブにとらえる大人の雑談に変身。では、これからやってくる秋や冬には何と言う? 他の季節のフレーズはぜひ本書で。
この本で大切にしたいのは、
相手も自分も心地いいコミュニケーションです。
話しているとリラックスできて、思わず笑顔になる。
体調を気遣うひと言や励ましの言葉を、何気なくかけられる。
もっと話したいな、また会いたいなと、自然と思える。
メールをやり取りしたあと、なぜか前向きな気持ちになれる。
(「はじめに」より)
すてきな語彙力を身につけて、自然と笑顔になれる心地のいいコミュニケーションをしよう!
目次
1章 挨拶の言葉
2章 気持ちを伝える言葉
3章 感謝の言葉
4章 打ち解ける言葉
5章 あいづち・クッション言葉
6章 ほめる言葉
7章 励ます言葉
8章 お願いの言葉
9章 断るときの言葉
10章 おわびの言葉
11章 電話・メール・ オンライン
【付録】SNSの言葉
■吉井奈々(よしい・なな)さん
一般社団法人JCMA代表理事、コミュニケーション講師。企業や教育機関でコミュニケーション講師として活躍。15年間にわたって約7万人に「心を大事にするコミュニケーション」を伝えている。出生時に割りあてられた性別は男性だったが、性別適合手術を受けて戸籍を女性に変更し、現在は男性と結婚。自身の生き方と経験から、さまざまな立場の人の気持ちを汲んだコミュニケーションが得意。日本郵政や法務省、日本コカ・コーラ、日産自動車、日本アイ・ビー・エムなど多くの省庁や企業で講演や研修を担当。
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