2022年6月21日、インプレスより、『マンガと図解でよくわかる 老後のお金 本当に必要な金額の答えと今からできる対策』(酒井富士子)が発売された。
数年前、金融庁が公表した「老後2000万円問題」が話題になった。実際、この金額は2017年の無職世帯の高齢夫婦の平均支出がもとになっており、万人に当てはまるわけではなく、コロナ禍を経て支出の内訳やライフスタイルも変化している。そんな今、老後の資金はどのように考え、対策するのが賢いのか? 『マンガと図解でよくわかる 老後のお金 本当に必要な金額の答えと今からできる対策』は、そんな疑問に答えるべく、老後資金の試算と対策方法を徹底解説している。
老後不安の大きな原因は、そもそも「入るお金」と「出るお金」が漠然としていることが挙げられる。双方の金額は、職業、世帯、ライフスタイルによって異なり、対策を練るにも資金計画を立てるにも、「自分にとって必要な金額」を試算しながら検討するのが正攻法。本書では、誰もが簡単にできる「入るお金」の把握の仕方、増やし方を徹底解説している。特に、老後の収入の大部分を占める「公的年金」を増やす方法、また自分の頑張り次第で老後資金にできる「私的年金」の作り方にページが割かれている。
これを読めば、「老後2000万円問題」へのむやみな心配は不要。自分にとって「本当に必要な金額の答えと今からできる対策」を練るためのヒントが満載の1冊だ。
次のような方におすすめだ。
「老後2000万円問題って本当なの?」と疑問に思われている方
企業年金や退職金の賢い受け取り方を知りたい会社員の方
厚生年金のない自営業やフリーランスで年金を増やしたい方
「おひとりさま」の老後資金対策を知りたい方
介護や医療費の平均額や対策を知りたい方
■本書の構成
第1章 「老後のお金」の"もやもや"を解消しよう
第2章 「出るお金」を把握して今から対策しよう
第3章 「入るお金」の代表格・公的年金を攻略しよう
第4章 私的年金や企業年金で「入るお金」を増やそう
第5章 iDeCoで年金額を増やそう
第6章 つみたてNISAで老後の資産運用
第7章 「万一のお金」の仕組みを知っておこう
第8章 こんなことも知りたい! 「老後のお金」Q&A
■酒井富士子(さかい・ふじこ)さんプロフィール
経済ジャーナリスト/金融メディア専門の編集プロダクション・株式会社回遊舎 代表取締役。日経ホーム出版社(現日経BP社)にて「日経ウーマン」「日経マネー」副編集長を歴任。リクルートの「赤すぐ」副編集長を経て、2003年から現職。「お金のことを誰よりもわかりやすく発信」をモットーに、暮らしに役立つ最新情報を解説する。著書に『マンガと図解でよくわかる つみたてNISA&iDeCo&ふるさと納税 ゼロからはじめる投資と節税入門』(インプレス)、『おひとりさまの終活準備BOOK』(三笠書房)などがある。
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