cakesで大人気の昭和感あふれるコミックエッセイ「ひぐらし日記」。漫画家の日暮えむさんが描くノスタルジックな作品だ。幻冬舎×テレビ東京×note「#コミックエッセイ大賞」で審査員特別賞を受賞し、2月2日に『ひぐらし日記』(KADOKAWA)として単行本が発売された。
「ひぐらし日記」は、利根川沿いの田園風景が広がる成田に生まれ育った著者が、小学3年生から続けている日記の記録と記憶をもとにたどる、昭和レトロなコミックエッセイだ。
書籍化された『ひぐらし日記』には、忙しい両親に代わって著者と弟の面倒をみてくれた曾祖母である「としょさん」との思い出が詰まっている。
漫画家のけらえいこさんは、次のように絶賛の言葉を寄せている。
「例えるなら、和製赤毛のアン。自分の子供時代をどれだけ忘れているか、読んで思い知りました!」
「としょさん」って珍しい名前だな、と思ったあなたに、作品の一部を紹介しよう。
あの帰りたい日がここにある――ひいおばあちゃんである「としょさん」と私の春夏秋冬
心の中にあるきらきらとした思い出の宝箱
ひいおばあちゃんと私の、やさしい日々のかけら
家族7人分の家事に加えて、ひ孫の子育てまでしてくれた、著者からひいおばあちゃんへの感謝の記録、ぜひ読んでほしい。ノスタルジックな昭和とやさしさにどっぷりつかるのも、おすすめ。
■日暮えむさんプロフィール
成田市在住、成田高等学校卒業。利根川沿いの田園風景が広がる豊住地区に生まれ育つ。小3の時、担任の先生からすすめられて日記を書きはじめ、以来1日もかかさず書いてきた。その日記をもとに、昭和・平成・令和へとまたがるエッセイ漫画「ひぐらし日記」、「新ひぐらし日記」を執筆。2019年、幻冬舎×テレビ東京×note「コミックエッセイ大賞」で審査員特別賞を受賞。
■どん太さんプロフィール
成田市在住。成田高等学校、武蔵野美術大学を卒業したのち、作品の背景を担当している。日暮えむ氏の息子であり仕事の良きパートナー。
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