パリの街並みを背景に、グレーのニット帽と赤い靴、かごバッグを持ったフレンチシックでおしゃれな着せ替え人形。飾って楽しんだり、旅先で「ぬい撮り」をして思い出を残したり、様々な楽しみ方があると、いま、大人の女性にひそかな人気を集めているという。
2021年10月13日『パリの着せ替え人形と手編みニット』(産業編集センター)が発売された。
パリ在住の人気人形作家"1/2PLACE(ドゥミ・プラス)"こと今野(こんの)はるえさんと、ニット作家・ル ゴルヴォン 朋子さんが、人形とその着せ替え服の作り方を紹介していく。本書が1冊あれば、かわいい着せ替え人形と人形の布服・ニット服を作成することができる。
今野さんが作る人形と着せ替え服は大人気で、都内の百貨店でイベント出展すると、即日完売するほど。本書では、初お披露目となる女の子の人形「ポレット」の型紙が掲載されている。
布人形の身長は約40㎝、着せ替え服はニット9型と布服6型の全部で15型。共著のニット作家・ル ゴルヴォン 朋子さんによるニット服の編み図も掲載されている。これからの季節にあわせて人形も冬の装いにしてあげたい。
セーターやマフラーといった寒い季節のアイテムに加えて、ベストや半袖カーディガンの編み図も掲載されているので、オールシーズン楽しめる。帽子やブローチなどの小物もセンスが抜群だ。
パリ在住の2人の作家によるおしゃれなスタイリングは、自分の洋服のコーディネートの参考にもなる。人形とおそろいの服を着て、一緒に街へ出かけるのも楽しそう。
■今野はるえさんプロフィール
パリ在住。人形作家"1/2PLACE(ドゥミ・プラス)"として活動。蚤の市でアンティークリネンや生地と出会い、その魅力の虜になりもの作りを始める。アンティークのリネンを使ったネコの人形が口コミで話題になり、現在はネコ、イヌ、ネズミなどの動物シリーズ他、女の子"ジネット"の着せ替え人形を制作。他にもアンティーク生地で作るパリテイストのポーチやバッグなどのシンプルな小物も人気。著書に『パリの着せ替えどうぶつ人形』『フランスから届いた 絵本みたいな刺しゅう』『パリの着せ替え人形コーディネート』(産業編集センター)がある。
■ル ゴルヴォン 朋子さんプロフィール
東京出身。フランス・パリ在住。文化服装学院服飾専攻科卒業。在学中の研修旅行でパリを訪れ凱旋門のクリスマスイルミネーションに感動し、憧れを抱くようになる。日本で5年間パタンナーを経験したのち渡仏。ほんの1年間の語学留学のつもりが、そのまま在仏。 現在はフランスのアパレルブランドでパタンナーを続けながら、1/2 PLACEのニットのお手伝いをしている。
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