彼のことは好きだけど、ちょっと信用できないところがある。付き合い始めたら、急に態度が冷たくなった......その違和感は、いずれ大きな後悔に変わるリスクをはらんでいる。「男選びを間違えると、人生真っ逆さま」と言うのは、ツイッターで「つぶやきすべて名言!」と話題のカウンセラー、見知らぬミシルさん。9月30日に『成長した女は、その男を選ばない "クズ男"見極め教本』(大和出版)を発売した。
フォロワーが約75000人にものぼる、見知らぬミシルさん(以下、ミシルさん)。Twitterでの発信のほか、stand .fmのラジオ公式パートナーとしても活躍。また、カウンセラーとして恋愛・人生の電話相談をおこなっている。
ミシルさんは、「ダメ男」と「クズ男」は違う、と主張する。
これは完全に僕個人の主観なのですが、ダメ男は「人に迷惑をかける男」で、クズ男は「人を傷つける男」です。
言われてみれば、確かに「仕事はできるのに人として冷たい」なんて人もいる。能力が優れているか否かに関わらず、女性を傷つけるクズ男は存在するのだ。
ミシルさんによると、不誠実な「クズ男」には特徴があり、また、引き寄せてしまう女性にも特徴があるという。気になる男性が次のようなことが当てはまっていれば「クズ男」の可能性がある。
・息を吐くように「可愛いね」と言う
・家族の悪口を言っている
・都合のいいときだけ呼び出す
・質問に質問で返してくる
・「俺のことは好きにならないほうがいい」とけん制する
・モテ自慢や不良自慢をする
・「好きじゃなかったらこんなことしない」と言う
・店員さんに不愛想
・女性の頭をぽんぽんしてきて、妹のような扱いをする
・「俺が全部悪い」と軽く謝る
・別れ際にモヤモヤ感を植え付ける
・「お前のためを思って言っている」と支配しようとする
例えば、息を吐くように「可愛いね」と言う男。褒められると嬉しい気持ちになるが、男性は本当に好きな女性の前ではそう簡単に「可愛い」とは言えないものだ。なんの抵抗もなく「可愛い」という男性は、女性の扱いに慣れている可能性がある。誰でも喜ぶ言葉なので、他の女性にも言っているかもしれない。
外見ではなく内面をほめてくれる男性こそ誠実だとミシルさんは言う。褒められた!と舞い上がる前に、「自分だけに向けられた代替不可能な言葉」かどうかを疑ってみよう。
また、女性の頭をぽんぽんするという行為も、一見優しいようで、相手を下に見ている可能性が高い。
僕は「付き合う前に頭をぽんぽんしてくる男性が、付き合ったあと、その手がグーに変わった」という話を何度か聞いたことがあります。
とミシルさん。優しいと思っていた相手が実はDV男だった...なんてことにならないよう、しっかりと見極めよう。
モテ自慢や不良自慢をする男性にも要注意だ。このパターンに当てはまる男性は、自信がないので自慢をすることで自分を大きく見せようとしている。「モテる=価値」だと認識しており、女性を承認欲求のための道具として扱う傾向もある。そのため、浮気にもつながりやすいという。
モテ自慢も不良自慢も自己顕示欲の顕れであり、自分が他人から評価されることばかり考えている証拠だ。付き合ってからも、自分語りを延々と聞かされる未来が想像できる。
本書では、このような要注意の男性を好きになってしまった人に対して、これ以上不幸な恋愛をしないための考え方を伝授していく。
一方、クズ男から抜け出させない人には、次のような特徴がある。
・寂しさを埋めるために恋愛している
・「好き」のハードルが低すぎる
・自分のことが好きではない
・質問力が低い
・ラクをして何かを得ようとしている
・ものごとを決断できない
・尽くしすぎる
・表情が暗い
・自分が相手を変えられると思っている
思い当たることがある人は、要注意だ。
ミシルさんはある時、ツイッターで次のような内容を投稿したところ、「目が覚めました!」「モヤモヤが晴れた!」と大きな反響があったという。
「いい男と付き合うと、会っていないときも幸せを感じる。それは、彼らは安心感を与え続けるからだ。穏和な心、柔らかな表情、言葉の温かさ、そのすべてが安心感で溢れている。一方でクズ男は不安を与え続ける。だから会っていないときは胸を切り裂くような不幸感に襲われるのだ」
本書の目次は以下の通りだ。
第1章 クズ男って、どんな男?
第2章 クズ男から抜け出せない人には、こんな特徴がある
第3章 クズ男と恋愛しないために知っておくこと
第4章 誠実な男性は、ここが違う
第5章 クズ男から卒業すれば、今よりもっといい女になれる
恋は盲目というように、恋愛にハマると周りが見えなくなるのは多くの人に当てはまる。「クズ男」と間違って結婚などしてしまった日には、一生後悔することになる。気になる彼との関係に違和感がある人は、ちょっと冷静になるためにも本書を手に取ってみてはいかがだろうか。
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