愛犬の世話やしつけの方法は、意外と自己流だったりする。ネットで調べても情報がまちまちで、どれが正解か迷う......。そんな愛犬家が「こんな本を待っていた!」と口をそろえるのが、SNSで大人気の獣医師・藤井康一さんがまとめた本書『小型犬から大型犬まで、現役獣医師が犬種別の悩みも解説! いぬ大全304』(KADOKAWA)だ。
本書では、藤井さんが「犬のホンネ」から、フードやしつけ問題、気になる不調や犬種の違いまで、気になる話題を解説していく。
例えば、次のような疑問が取り上げられている。
・どんなフードを選べばいいの?
・犬にとって暮らしやすい部屋とは?
・排泄は室内と屋外どっちですべき?
・下痢をしているけど病気かな?
・最近太ってきたけど問題ない?
・高齢犬が気をつけることは...など。
さまざまな情報が飛び交い、「結局何をすれば...」となりがちだが、本書では、犬のためにほんとうに重要なポイントに絞って解説。これさえすれば大丈夫、と自信が持てる。
現在、犬を飼っている人も、これから飼う人も知っておきたい項目が網羅され、図が豊富でわかりやすい。
第1章「もっと知りたい犬のホンネ」では、「犬も笑いますよね?」「肉球からポップコーンのにおいがする!」「飛びついてくるのはうれしいから?」「寝言を言うのは夢を見ているから?」「うんちをするまえにくるくる回ってるよね?」「なんでうんちを食べちゃうの!」など、飼い主にとっては謎に思える行動や、かわいいしぐさの秘密に答えている。
目次は以下の通り。
【目次より】
第1章:もっと知りたい犬のホンネ
第2章:食・トイレ・散歩はもっとも大事
第3章:かわいすぎて気になる犬の生態
第4章 犬と一緒に暮らしてみたい
第5章:犬だってストレスなく暮らしたい
第6章:不調のサインを見逃さない
第7章:知るほどにおもしろい犬種の話
第8章:犬社会にも高齢化がやってきた
第9章:犬のクオリティ・オブ・ライフとは
必要なことがギュッとまとまっているので、飼育方法に不安のある方や、犬との暮らしをもっと楽しくしたい!と言う方は、手元に一冊置いておくと便利だ。
■藤井康一さんプロフィール
藤井動物病院院長、獣医師、獣医学修士、博士(学術)、経営管理修士
1988年に獣医師免許取得、藤井動物病院での勤務を開始。1990年より3年間、米国ペンシルバニア大学獣医学校留学後、1997年より藤井動物病院院長に就任。2011年にツイッターを開始。多くの飼い主さんに「こんなことに注意をしてもらえれば」という現役獣医師ならではの最新情報を発信したところ、「困っていたときに役立った」と評判に。フォロワーは7万人超える(2021年8月現在)。 著書に「家ねこ大全285 」(KADOKAWA)。
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