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「匂わせ」ずにはいられない...。「承認欲求モンスター」になっていませんか?

承認欲求に振り回される人たち

   SNSでのちょっとした自慢。多くの人が反応してくれれば承認欲求が満たされるし、嬉しい。しかし、周りが見えなくなるほど承認欲求に振り回されるとやっかいだ。知らぬ間に「承認欲求モンスター」になってしまうリスクも......。

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   榎本博明さんの著書、『承認欲求に振り回される人たち』(クロスメディア・パブリッシング)は、人が承認欲求に振り回される理由に触れながら、いかに承認欲求と付き合うべきかを解説している。榎本さんは、『「上から目線」の構造』『薄っぺらいのに自信満々な人』(日経プレミアシリーズ)や、『「対人不安」って何だろう?』(ちくまプリマー新書)、『他人を引きずりおろすのに必死な人』(SB新書)など多くの著書がある心理学博士。SNSの普及によって肥大化する承認欲求と評価不安を軸に、現代人の心理構造を読み解くプロフェッショナルだ。

・SNSでやたら発信する人
・自分の功績を匂わせずにいられない人
・他人の粗探しをしてしまう人
・おかしいことでも同調する人
・嫌と言えない人
・職場や家庭で自分を抑えてしまう人

   自分の身の回りにこのような人はいないだろうか。あるいは、もしかするとあなた自身が当てはまるかもしれない。このような人は承認欲求に振り回された「承認欲求モンスター」と化している可能性がある。

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誰もが持っている「承認欲求」

   とはいえ、承認欲求自体が悪いわけではない、と榎本さんは言う。「誰かに認められたい」「自分がどんな存在なのかを知りたい」という潜在的な欲求が変わることはないだろう。大切なのは承認欲求との「付き合い方」なのである。

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   本書では、「無理していい人を演じない」「相手の目に映る自分より、相手そのものを見る」「みんなから好かれようと思わない」など、承認欲求をうまくコントロールする方法を紹介していく。これを生活の中に取り入れることができれば、承認欲求を原動力に自分の成長につなげることもできる。

   構成は以下の通り。

第1章 承認欲求は満たすべきもの
第2章 承認欲求に苦しむ人たち
第3章 SNSが助長する承認欲求
第4章 承認欲求の正体
第5章 承認欲求を上手にコントロールする

   承認欲求自体は誰にでもあるものだが、振り回されてしまうと厄介だ。上手に付き合うことで自分のスキルを伸ばすことにもつながるので、意識的にコントロールしていきたい。

榎本博明(えのもと・ひろあき)さんプロフィール

心理学博士
東京大学教育心理学科卒業。東京都立大学大学院心理学専攻博士課程中退。カリフォルニア大学客員研究員、大阪大学助教授等を経て、現在、MP人間科学研究所代表。産業能率大学兼任講師。主な著書として『「上から目線」の構造』『薄っぺらいのに自信満々な人』(以上、日経プレミアシリーズ)、『<自分らしさ>って何だろう?』『「対人不安」って何だろう?』(以上、ちくまプリマー新書)、『他人を引きずりおろすのに必死な人』(SB新書)『<ほんとうの自分>のつくり方』(講談社現代新書)など多数。

※画像提供:クロスメディア・パブリッシング


 
  • 書名 承認欲求に振り回される人たち
  • 監修・編集・著者名榎本 博明 著
  • 出版社名クロスメディア・パブリッシング
  • 出版年月日2021年9月22日
  • 定価1,408円(税込)
  • 判型・ページ数四六判・216ページ
  • ISBN9784295405986

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