空前のキャンプブーム。コロナ禍でも密を避けてレジャーを楽しめると人気だ。ここ1年の間にキャンプデビューした、という人も多いのではないだろうか。キャンプ場選びのポイントは人それぞれだが、「絶景」で選んでみるのはいかがだろうか。
『最新版!日本の絶景ベストセレクト2022 絶景キャンプ』(朝日新聞出版)は、初心者にもリピーターにもおすすめしたい107の「絶景キャンプ場」の情報を、美しい写真とともに紹介している。
トレンドのグランピングリゾートから、富士山を目の前に臨むロケーション、「海キャン」を楽しめるシーサイド&シービュー、星空や夜景が見られる場所など、一期一会のすばらしい景色に出会えるキャンプ場ばかりだ。
では、本誌の内容をちょっとだけ紹介しよう。今すぐキャンプに行きたくなるような絶景づくしだ。
「グランピングリゾート」のトップに紹介されているのは、北関東の名峰、妙義山を仰ぎ見る場所に位置する妙義グリーンホテル&テラスだ。岩肌むき出しの荒々しい稜線を真正面に眺められるうえ、手ぶらでBBQを楽しめ、天然温泉にも入れる。「キャンプと言ってもたいへんなのはイヤ」「優雅に過ごしたい」という人にうってつけだ。
満天の星空を独占できるグランピングサイトも。高地にあり、人工の光がほとんど差し込まない場所では、手が届きそうなほどの星空を眺めることができる。
ユニークなのは、栃木県那須郡にあるTOWAピュアコテージだ。六角形のアクリル板をハチの巣状に組み合わせたハニカム構造で、巨大なシャボン玉のよう。夜はベッドに寝転んで星空観賞を楽しめる。
海に沈む夕日をゆったりと眺める、なんて時間の過ごし方ができるのもキャンプならでは。佐賀県唐津市にある波戸岬キャンプ場は、目の前に玄界灘が広がる雄大なフィールドが人気だ。
キャンプ場全体にWi-Fiが完備されているので、ワーケーションにもおすすめだという。ただし、夕日に見とれて仕事にならないかも......?
続いては、森と湖に囲まれた静かなキャンプ場。北海道南富良野町のかなやま湖畔キャンプ場は、森林公園の一角にあり、夏は湖を背景にラベンダーが咲き誇る。湖ではカヌーなど、さまざまなウォーターアクティビティが楽しめる。
憧れのツリーハウスならぬツリーテントに泊まれるスリリングなキャンプ場も。地上3~4mの樹間に吊り下げられたデッキにテントが設置されており、森の木々の間から眺める景色はまさに絶景!
ページをめくるたび「ここ行きたい!」「ここも!」とワクワク気分が味わえる。ソロキャンプで贅沢な時間を過ごすのもよし、恋人と星空を眺めるのもよし、家族でワイワイ楽しむのもよし、妄想膨らむキャンプ本だ。
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