突然始まる親の介護。いつか訪れるその時の前に、あらゆる制度や福祉について詳しく知っておきたい。介護はちょっとした知識があれば負担が軽減される「情報戦」のような部分があるためだ。
2021年8月20日『増補改訂版 親の介護は知らなきゃバカ見ることだらけ』(双葉社)が発売された。
日本の福祉は「自己申告制」の場合が多い。こちらから行動を起こさない限り、受けられるサポートも受けられない。自分の手で申請を行わないと、どんどん損するのだ。
本書には、親の介護を賢く乗り切るためのノウハウが多数収録されている。ほんのちょっとの手間で、ラクになれることがたくさんある。
・認定のための訪問調査では、必ず子が付き添うべし
・認定調査員には、介護にかかる具体的手間と回数を訴えるべし
・要介護認定には医者のお墨付きが効く
など、ネットで調べても出てこないような裏ワザも掲載されている。他にも、「介護はケアマネ次第」、激戦の「特養」施設入所が叶いやすくなるテクニックなど、初めての介護ではわからない、達人の知恵が満載だ。
本書の目次は以下の通り。
【主な内容】 第1章 何も知らない私は介護偏差値30!介護申請手続き編
第2章 天国か地獄かケアマネ次第!ケアマネージャーと四人五脚編
第3章 りんこは見た!老人病棟の現実編
第4章 私は母にとって永遠の付属物?母にマジ切れ寸前編
第5章 ケアマネ友人が教えてくれた!介護施設の賢い選び方編
第6章 もう、ここっきゃなくね!?「終の棲家」巡りの旅編
苦しさや不安も多い親の介護。少しでも楽になるよう、使えるものは最大限活用したい。
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