それは世界一、幸福な日々。
僕たちの、切なくて儚い『期限付きの恋』が始まった――。
2021年1月に刊行されてから、SNSを中心にじわじわと口コミで広がり、5月には人気TikTokerのけんごさんが「最近泣いた感動する小説」として紹介したことにより、爆発的なヒットとなった『余命一年と宣告された僕が、余命半年の君と出会った話』(ポプラ社)。森田碧(あお)さんのデビュー作で、異例の10万部を突破した。
本書のあらすじは次の通り。
高校一年の冬。重い心臓病を患い、余命宣告を受けた早坂秋人。絶望の淵をさまようなかで、同じ病院に入院する桜井春奈と出会う。そんな彼女もまた、重い病気を抱え、余命わずかだった。
秋人が自分の病気を隠す一方で、彼女は「死ぬのは怖くない」と言う。早すぎる余命宣告を抱えながらも懸命に生きる彼女の姿に、次第に惹かれていく秋人だった。
「自分はまだ人を好きになっていいのだろうか」と、葛藤を続けながらも過ぎゆく日常に、やがて変化が訪れる――。
担当編集者は、小説投稿サイトで本作の原型を偶然見つけ、森田さんに「即アプローチした」と言う。「初めて読んだときは号泣しました。タイトルで内容がほぼわかってしまうにもかかわらず、それでも泣けてしまう......。きれいで淡々とした描写の中に熱い感情が込められていて、静かに胸を打つ作品」と太鼓判を押す。
その「直感」に間違いはなく、読者からも「嗚咽するほど泣きました」「何度読んでも泣いてしまう」といった感想が寄せられている。
淡々と描かれる2人の日常は、儚い美しさと優しさで溢れている。人との繋がりを再確認したい今だからこそ、多くの人に読んで欲しい究極の純愛小説。
森田碧(あお)さんプロフィール
北海道出身。2020年、LINEノベル「第2回ショートストーリーコンテスト」にて「死神の制度」が大賞を受賞。2021年、本作でデビュー。
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