芸能界では大物カップルの離婚が続いている。7月には、鈴木保奈美さんと石橋貴明さんの夫婦が、23年にわたる結婚生活を解消。次いで篠原涼子さんと市村正親さんも離婚を発表した。
実はこうした熟年離婚は、芸能界だけの話ではなく、身近な問題なのだという。8月3日発売の「週刊朝日」8/13号(朝日新聞出版)は、令和の熟年離婚のリアルに迫った。
現代では、数字上は3組に1組もの夫婦が離婚する。しかし、「週刊朝日」の記事によると、ただ数が増えただけではなく、夫婦関係や離婚ついての考え方が変わってきているという。
たとえば、相手に不満がなくとも離婚を選択するケースもあるそうだ。同記事では、結婚25年で離婚したユウコさん(仮名、53歳)を紹介。彼女は、夫にほとんど不満はなかったものの、独身への憧れから離婚に至ったという。
また、昨年冬に離婚したハルコさん(仮名、52歳)は、子どもが大学に入学したタイミングで離婚を決意した。「娘たちが巣立っていき、自分の残りの人生を考えたとき、夫がいるメリットは何もなかった」という。夫はなかなか離婚を承諾しなかったが、最後には折れてくれた。
少しドライにも思われるが、これが令和の夫婦のあり方なのだろうか。同記事は、「ひとりの人生を歩きだす女性たちは身勝手なのか、それとも正直に生きられる時代が来たと思うべきなのだろうか」と締めくくっている。
今号はほかにも、コロナ禍の不倫事情や「在宅死」に向けたサービス、年金で暮らせるケアハウスなどを特集。元「週刊朝日」記者の認知症予備軍からの復活ルポなども掲載している。
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