「産みたかった、でも叶わない」
『ただ離婚してないだけ』などの作品で知られる漫画家・本田優貴さんの漫画『あたらしい結婚生活』(白泉社)の単行本第1巻が7月8日、発売された。同作は、不妊治療をやめたある夫婦が、性の不一致に陥り、徐々に関係を悪化させていく作品。
愛里は義実と結婚してからずっと、不妊治療に取り組み続けてきた。アルバイトや節約を続け、費やしたお金は800万円以上。
しかし、なかなか子どもを授かることができない。「......ごめんなさい...義実さん」。そのため、治療を始めて5年が経ったタイミングで、治療をやめてしまう。
「義実さんの子供を産みたかった、でも叶わない、叶わないのです」
しかし、妊活をやめると同時に、愛里は大きな不安に襲われる。「どうしましょうか? これからは...どうなってしまうんでしょうか」。目標を失ったことで、夫婦の行く末に悪い予感を覚える。
そして、その予感は的中。2人の関係は、徐々に破綻に向かっていく――。
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