長引くステイホームの日々、デジタルでも読めるコミックが人気だ。
わかつきめぐみさんの描く『ぱすてると~ん通信』の全2巻と、初コミックである『不協和音ラプソディ』、そして最新コミックスの『お猫さまズ暮らし。がじがじ』(いずれも白泉社)がついに電子コミックになった。
80年代の名作も、新作もデジタルで楽しもう。
ラズが一人暮らしを始めたアパート「屋上庭園荘」には、個性豊かな人々が住んでいる。お向かいの部屋にはレヴィンと居候の少年ティン、大家のノーザン、家出少女のパムなど、心優しい人たちに囲まれて生まれるドラマにほっこりする作品。
1986年1月に「花とゆめコミックス」として刊行されたものだ。
アパートの前で行き倒れている人を発見したラズ。なんとラズの高校時代の同級生だった。
レヴィンの妹、活発なアリシアの登場や、居候のティンのもとには祖母が訪れ家に帰ってきて欲しいとお願いするなど、話題の尽きない屋上庭園荘と仲間たち。どのようなクライマックスを迎えるのだろうか。
こちらは、1987年5月に「花とゆめコミックス」として刊行された作品である。
中学生最後の合唱コンクール、文化祭でもまさかの女装、さらにミュージカルに、高校入学、部活の勧誘、高校の定期試験などをめぐって描かれた青春グラフィティ。青春まっただ中の少年たちを待ち受ける受難も悪ノリで乗り越えていく。彼らの眩しいほどにまっすぐな日々の結末は?
こちらは、1984年9月に「花とゆめコミックス」として刊行された、わかつきめぐみさん初めてのコミック作品だ。
優しく撫でてあげると、ガジガジと手を本気噛みしたり、全力の猫キックを繰り出したり、どうなってるの、キミたち? 「遊びで噛みついてもいいヒト」認定されてしまったまんが家の宵待月ひるねさんと3匹の猫たちの物語だ。猫の行動(ここはノンフィクション!)を観察し、考察をめぐらす癒し系エッセイ風コミックの第3弾である。細部にこだわった手書きスタイルが魅力だ。
2021年6月、「花とゆめコミックススペシャル」で刊行された最新作である。
今日は何しようか? そんなとき、わかつきワールドにひたってみるのもいい。
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