実は血のつながっていない双子の恋心を描くWEBコミック『双子たちの諸事情』が人気だ。単行本第1巻の発売から8か月、恋のライバルが登場する待望の第2巻が7月12日に発売された。
本作品は、双子の兄妹の紅基(こうき)と那青(なお)が主役のラブコメ。2人は同じ高校に通い、それぞれに相手を思う両片想い同士だ。恋愛感情が芽生えても、お互いに親を悲しませたくない、兄妹だからと気持ちを抑えてきた。しかし、ある日の食卓で、紅基が養子であることを知る。
テレビを見ていた母がいきなり叫ぶ。
「やだお父さん、懐かしいお父さん、ここ紅基を養子にもらったときの家よ!」
(2人口をそろえて)え
「成人したら話そうと思ってたんだけどな。紅基は父さんの親友の遺児だったんだ」
「それじゃ私たちは...」「本当の双子(きょうだい)じゃないのか...!?」
血がつながっていないとわかっても、自分が好きなだけで、相手は違うんじゃないかと思い込んでいる。1巻では、お互いに好きなのに、恋心を秘めたままストーリーは進む。
2巻では、紅基にアタックをしかけてくる桃原ミカと、そんな桃原に恋をする紅基の親友・緑川宗太も加わって、両片想いの2人を刺激していく。桃原も緑川も、2人はただ仲の良い双子の関係ではないと気づいていくのに、なかなか想いを口にできない紅基と那青はどうなるのか?
書籍化にあたり、描きおろしページが30ページ以上収録されている。WEB連載時に読んでいた人にもオススメだ。
両想いなのに家族だからと思いを伝えられないし、相手の気持ちがわからない様子がもどかしいラブストーリー。展開から目が離せない。
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