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飲食店は、食品製造など厨房の複数機能化を

 さまざまジャンルの専門家をゲストに迎え、社会課題や未来予測などをテーマにイノベーションのヒントを探る文化放送の番組、「浜松町Innovation Culture Cafe」(通称:浜カフェ)。BOOKウォッチも番組に参加しています。

※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」

 前回2021年2月8日は「いま、飲食店に出来ること。飲食店が出来ること」をテーマに放送。

 番組では、連続起業家でビジネスデザイナーの菊池紳さんと、株式会社TFJネクスト代表取締役社長の藤本JOHNNY孝博さんが「いま、飲食店が出来ること」について熱いトークを繰り広げた。


いま、考えていること

藤本 フードトラックビジネスの面白い仕組みを作り、大きく展開しようと思っています。これにより外食の大きな問題を解決し、日本初で世界まで行きたいですね。
 まさに今やっているのがRTP株式会社(ラーメン・鳥取・プロジェクト)です。日本で一番集客できる食べ物はラーメンで、地産地消の鳥取名物を0から作っています。
 日本で一番人口の少ない一番やりにくいと思われる鳥取で成功させ、日本全国どこでもできるということを証明したいです。
菊池 地元のものを組み合わせて完成されたものを作るには、プロの力が必要だと思います。そしてバイカーなどのツーリストの発信力を使って、人の流れの動きを作れたら良いですね。
 地産地消には2つの意味があり、それは、「地域のものを地域で食べること」と「この地域でしか食べられないもので外から人を呼び込む」という2つの意味です。
 地域の消費力は縮小していくので、後者にパワーを持たせる必要があり、ここを丁寧にやっていく必要があります。

いま、飲食店が出来ること

藤本 諸外国に比べ外食単価が安すぎることが全ての悪循環を生んでいます。ここをなんとかしないと先が見えません。
 値付けは非常に難しいので、顧客目線の感覚を身につけることが大切です。
菊池 価格に敏感な層がコスパを評価軸にしている限り、価格を上げづらいのは事実です。一方で、長く続く店は利益率が良いので、単価だけでなく利益率をあげるための全体の見直しは急務です。
 飲食店は、場所を構えて来てもらう事を待たなければならないことが最大の弱点です。今後は客席数の縮小と食品製造もするなど複数機能厨房化することで、複数の収入手段を持ち収益を上げて行くべきだと思います。

 次回は、本日2月15日(月)19時から「雑談の力を考える」というテーマで放送。
 詳しい内容が気になる方は、文化放送「浜松町Innovation Culture Cafe」のエアチェックを! スマホ・PCから「radiko」でも聴けます!


 毎週「月曜日」の19時からお聞き逃しなく!
 ※参考リンク 「浜松町Innovation Culture Cafe」






 


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