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集中力が続かない・注意力散漫なら「うずらの卵」がいいかも

 世界文化社から発売されている、『お悩み別 食薬ごはん便利帖』(大久保愛 著)は、漢方×腸活×栄養学の考え方より「なんとなく不調」と感じる症状に対応したレシピ本。

画像は、『お悩み別 食薬ごはん便利帖』(世界文化社)
画像は、『お悩み別 食薬ごはん便利帖』(世界文化社)

 著者は、薬剤師で国際中医美容師の大久保愛さん。これまでの著書に『心がバテない食薬習慣』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)がある。

著者の大久保 愛さん
著者の大久保 愛さん

 本書では、「台所は薬局になる。食事は選択によっては、食べる薬と言っても過言ではありません!」 と語る大久保さんが考案したお悩み別の72のレシピを紹介している。

画像は、『お悩み別 食薬ごはん便利帖』(世界文化社)より。乾物スープのレシピページ
画像は、『お悩み別 食薬ごはん便利帖』(世界文化社)より。乾物スープのレシピページ

 「すぐに風邪をひく、風邪が長引く」というお悩みには乾物を使ったスープがいい。免疫機能に深く関わる腸内環境を整えるために食物繊維を豊富に含む乾物は適した食材で、特にかつお節は体を強くする必須アミノ酸やビタミン、ミネラルなどのバランスがよい点でもおすすめされている。

うずらの卵のピクルスのレシピページ
うずらの卵のピクルスのレシピページ

 「集中力が続かない・注意力が散漫になる」というお悩みには、うずらの卵のピクルスがおすすめとか。集中するためには「血」が必要で、「血」を補うために必要な栄養素がすべて含まれているのが「うずらの卵」なのだ。1個あたりで見ると、鶏卵よりも疲れ目の改善に役立つ成分「レチノール」が多く含まれているのもポイント。

画像は、「だんだん体が良くなる表」のページ
画像は、「だんだん体が良くなる表」のページ

 また、順番にメニューを食べると、効率よく体質改善を実現できる「だんだん体が良くなる表」も付いている。家で食事をすることが増えた今、毎日の食事に「食薬」のエッセンスを加えて、体調管理に役立ては。

<目次>
序章:気・血・水 基礎食品
第1章:ステップ1 消化補助食品
第2章:ステップ2 整腸食品
第3章:ステップ3 抗炎症食品
第4章:ステップ4 排毒食品
第5章:ステップ5 活血食品
第6章:ステップ6 リラックス食品
第7章:ステップ7 温活食品
第8章:ステップ8 体力強化食品
第9章:ステップ9 免疫向上食品
第10章:ステップ10 エイジングケア食品

※画像提供:世界文化社

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