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予算300万円で探せる「食べ物がおいしい」田舎の家 問い合わせ急増中

 withコロナで注目が集まっている田舎暮らし。地方への移住には、食が豊かで「何を食べてもおいしい!」というメリットもある。情報誌「田舎暮らしの本」(宝島社)2020年11月号の特集は「食べ物がおいしい田舎の300万円以下の家」。食欲の秋にふさわしいテーマだ。

画像は、「田舎暮らしの本」(宝島社)2020年11月号
画像は、「田舎暮らしの本」(宝島社)2020年11月号

 丹波三宝に数えられる「丹波栗」が有名な兵庫県丹波市へ移住し、古民家暮らしを始めた一家のレポートでは、DIYで改装した様子や自家製の野菜で旬の味を楽しむ姿が紹介されている。ソバ栽培に着手して地域プロジェクトに昇華させたり、物件についてきたクリ畑で収穫したクリをこども園に提供したりと、地域との関わりも積極的だ。

 そのほか、北海道から鹿児島まで77の物件が紹介されていて、「石川はちみつ牛」が自慢の福島県石川町や、白神山地の自然のめぐみで秋には豊富なキノコ類が堪能できる秋田県の藤里町、みかんがおいしい愛媛県西予(せいよ)市、歯ごたえと甘みが特長の「モイカ」がとれる大分県津久見市などの家が写真つきで見られる。

 誌面には、問い合わせ急増につき「自治体担当者が困っているので必ずお読みください」との注意書きがある。掲載している物件は2020年9月上旬の情報で、すでに契約済みの場合があるという。新型コロナウイルス感染拡大のため、物件の見学時期については、各自治体と相談したほうがよい。

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画像は、付録。小豆島の漁師はまゆうさんが教える「魚のさばき方」ミニBOOK

 それでも、田舎暮らしを考えているなら参考にしたい情報はたくさん。「田舎暮らしの本」11月号には、瀬戸内に浮かぶ小豆島の漁師で、ユーチューバーのはまゆうさん直伝の「魚のさばき方」ミニBOOKがついてくる(16ページ)。洋包丁1本で、下処理から3枚おろし、刺し身までOKというから、習得すれば自慢できそうだ。

 もし、海のそばに住んだら、自分で釣った魚をさばいて新鮮な刺し身で一杯......なんてことも夢ではない。


※写真撮影:BOOKウォッチ編集部

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