「プレジデント」が特集「人間の底力」

　「プレジデント」（2020年9月4日号）が特集「99％の人が気づいていない人間の底力」を組んでいる。人生100年時代、定年後も輝き続けるために、今こそ自分の強みの活かし方を知ろう、と呼びかけている。

画像は「プレジデント」（2020年9月4日号）

　1分でわかる資質診断テストで6つのタイプに分類できる、としている。権力型、芸術型、経済型、理論型、宗教型、社会型だ。あなたはどれに当てはまるだろうか。タイプごとの解説や、当てはまる経営者を載せている。楽しみながら自分の強みを発見しよう！

　ビル・ゲイツの個人の能力を「最大化」する方法を紹介している。発想において、物事はいい方向へ進んでおり、「知」と「技術」が後押しすると考えること。読書では、自ら進んで「問い」を持ちながら、幅広いジャンルの読書を楽しむこと。仕事においては、完璧さよりも速さを重視し、フィードバックを活かして前進することだ。

　また『還暦からの底力』を出した出口治明さんが、「読書・人・旅で人間の底力は決まる　定年からの人、定年までの人」と題して寄稿。「好きなことをする。これに尽きる！」「今だから言う。男子よ、厨房に入れ」と書いている。またアフターコロナでは、オンラインとオフラインのハイブリッド社会になると予想し、オンラインを嫌がるのではなく、積極的に活用していこうと呼びかけている。

老後、こんな7つの爆弾も

　第2特集「老後に後悔しないための人生設計と7大爆弾！」では、以下の注意点を挙げている。

　・収入源　年収1000万から200万へ真っ逆さまの転落シナリオ
　・退職金　「一時金か年金か」選択ミスで130万円も損をする
　・年金　テレワークが年金減額につながる衝撃的理由とは
　・離婚　「熟年離婚と別居」よりお得なのはどっち？
　・不動産　激変！コロナが塗り替える住みたい街ランキング
　・介護　500万円用意しとけば本当に安心？介護現場のリアル
　・子ども　70代引きこもりの息子の面倒を見る90代老親の末路

　　

（BOOKウォッチ編集部）