2019年12月22日に発売された『超雑談力 人づきあいがラクになる 誰とでも信頼関係が築ける』(ディスカヴァー・トゥエンティワン)が、半年で5万部を突破した。外出自粛が本格化した2020年4月以降も版を重ね、リモートワークでのコミュニケーションスキルとしても注目されている。
新型コロナウイルスの流行により、いつもとは違う状況になったことで気になるのが、5月病ならぬ「7月病」だ。新たな環境に溶け込もうと頑張り、疲れがどっと出ることで知られる5月病。しかし、今年はコロナの影響で、4月に始まるはずの新生活のスタートがずれこんだ。そこで、6月に始まった新たな人間関係に疲れ、燃え尽きてしまうのがちょうど7月頃というわけだ。正式な病名ではないが、放っておくとよくないため注意喚起をする専門家もいる。
そうならないために、「雑談力」というテクニックに頼って、マイペースで乗り切るという方法もある。本書では、リモートでも対面でも使える、具体的な「雑談力」のテクニックが明快に紹介されている。
たとえば、「あいづちよりもリアクションをがんばる」「雑談は腹八分で切り上げるのがマナー」「イメージがわきやすいよう、具体的に話す」など、読んですぐに試せるものが多い。
慣れないリモートでの会話でとまどいがちというなら、本書のメソッドを参考にしては。
心理カウンセラーでもある著者の五百田達成(いおた・たつなり)さんは、以下のようにコメントしている。
「6月から徐々に元のペースで動き始めている日本社会。『画面越しでは会ったけれど、実際に会ったことはない』という相手と初対面を迎える機会も増えていきます。ここからが『雑談力が活かされる本番』とも言えます。ぜひ『超雑談力』をリアルとリモートの両方でお役立てください」
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