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うんこに電気は流れる? 「うんこドリル」と「空想科学読本」がコラボし例文を科学で解明

「うんこに 電気を 通して みよう」(「うんこ漢字ドリル」2年より)
「弟が、うんこに磁石を近づけている」(「うんこ漢字ドリル」6年より)

 このように問題の例文に「うんこ」の文字が取り入れられた文響社の人気学習ドリル「うんこドリル」シリーズ。その中の「うんこ漢字ドリル」に掲載されている例文を科学的に検証した『うんこドリル 空想科学読本』(文響社)が発売されている。

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写真は、『うんこドリル 空想科学読本』(文響社)

 本書は、理科がスタートする小学生の中学年生向けの本。物理・化学・生物・環境・地学といった、小・中・高校の理科教育における5大領域に触れることができる。子どもたちが思わず笑ってしまう例文を科学的に検証することで、楽しみながら理科に対する好奇心や科学的思考力を養えるかもしれない。

 以下の4枚の写真は、『うんこドリル 空想科学読本』(文響社)の内容の一部。

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写真は、物理や化学に触れられる電磁気の話。『うんこドリル 空想科学読本』(文響社)より
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写真は、物理に触れられる自由落下や放物線運動の話。『うんこドリル 空想科学読本』(文響社)より
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写真は、化学に触れられる化学反応の話。『うんこドリル 空想科学読本』(文響社)より
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写真は、地学や化学に触れられる状態変化の話。『うんこドリル 空想科学読本』(文響社)より

 著者は、空想科学研究所主任研究員で明治大学理工学部非常勤講師の柳田理科雄さん。2013年より刊行する『ジュニア空想科学読本』(角川つばさ文庫)は、全国の小学校で人気の本だ。

 小学校でのプログラミング教育が始まることで科学的な思考が求められるなか、子どもに科学への興味を持たせるきっかけづくりに役立ちそうな一冊だ。


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