ケンタッキーフライドチキンは、2020年で日本上陸50周年になる。それを記念した初のオフィシャルブック『KFC 50th Anniversary やっぱりケンタッキー!~誰にも真似できないおいしさのヒミツ~』(宝島社)が3月13日に発売され、すぐに重版が決まった。
誌面では、「フライドキチンといえば、ケンタッキー」と言われるようになった、誰にもマネできない味を守るためのこだわりを徹底解説。たとえば、定番メニューの「オリジナルチキン」は、ケンタッキー独自の認定資格「チキンスぺシャリスト」を持つ人だけが調理でき、誰が作っても同じおいしさに仕上がるように毎年、知識や技術をチェックする試験をクリアする必要があるという。そのテスト内容も一部公開されている。
また、意外と知られていないカーネル・サンダースの波乱に満ちた生涯や、社員・店舗従業員で50年の歴史を振り返って洗い出したケンタッキーのトリビアを紹介したコーナーもある。
そのまま食べてもおいしいメニューにひと手間かけて、別の料理で楽しむアイデアも紹介されている。「オリジナルチキンときんぴらの炊き込みご飯」は、オリジナルチキンの身をほぐし、米、きんぴらごぼう、めんつゆ、水を炊飯器にいれて炊く。
ほかに、オリジナルチキンを使ったグラタンやポトフ、ビスケットをフレンチトースト風にするなど、味を知り尽くした社員がこっそり楽しんでいるというレシピが並ぶ。
なお、本書にはお得に食事ができる「THANKSパスポート」がついてくる。2021年3月31日まで有効で、一部期間を除き何度でも使うことができる。
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