ブロガーやインスタグラマー14人が実践している家計管理法をレポートした『みんなのお金の使い方、貯め方』(主婦の友社)が2020年2月27日に発売された。
紹介されている14人は、いずれもやりくり上手。限られた収入の中で、自分たちなりにお金の優先順位をつけて、きちんと管理・貯蓄をしている。
例えば、子どもが3人いる家庭の例では、節約優先項目は、飲み会の費用、衣服費、外食費。付き合い程度の飲み会は避け、厳選して出席した会では後輩におごったり多く支払ったりしているそうだ。衣服費はファッションレンタルを活用し、家族や友人との外食も必要最低限にしている。
一方、出費優先項目は、部屋を快適にするための費用、食費、旅行費、勉強代。家族みんなが自然にリビングに集まる生活をめざし、リビング、ダイニングをきれいに整えて、食費はケチらず自炊で満足できるように工夫しているという。旅行は、キャンプを中心にしてホテル代や外食費を浮かせている。
貯金ゼロからスタートした別の家庭の例では、節約優先項目は、通信費、保険料、日用品、美容費、食費。通信費は格安スマホに替え、年間18万円ほど節約。食費はふるさと納税の活用やポイント活用で支出を抑えている。
出費優先項目は、衣服費と外食費。素材がいいものは長く着られるので、ブランドものでも結局は節約になるという。外食は夫婦で唯一の共通の趣味のため無理に節約せず、月に1万5,000円で設定。ただし、ポイント活用や、覆面調査に参加するなど工夫しているため実際は5,000円ほどに収まり、結果、年間貯蓄額は250万円にもなった。
節約するための工夫も家庭によってさまざまだ。食べ盛りの息子が2人いる家庭では、1週間の夕食とお弁当の内容を決めて、買い出しを一度に済ませる工夫がされている。曜日ごとにおおまかに献立をルーティン化すると、楽に食事作りができて食費もうく。お米は月に20㎏も消費するのに、大人の酒代を含めてトータル月4万5,000円でやりくりできているそうだ。
また、食料品やお酒、日用品などをイオンのトップバリュなど安価なブランドにして節約するというアイデアも。夫が毎日飲むビールの銘柄を変えたら、年間で5万円ほどのコストダウンに成功した例が紹介されている。
ほかにも、教育や老後資金の貯め方、投資など、「お金の貯め方、増やし方」を紹介したコーナーもある。
実際にお金を貯められたアイデアや実践例だから、どれか一つをマネするだけで節約につながる。自分に合った方法を見つけたい。
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