全国各都道府県にある「日本一」を掘り起こした『驚きの日本一が「ふるさと」にあった』(講談社)が発売中だ。例えば――。
島国ニッポンのなかで、 もっともたくさんの島がある県は長崎県。全国で37位の広さながら、島の数は971とダントツの日本一。対馬島、五島列島、壱岐島、平戸諸島など全部が長崎県だ。2018年には「長崎と天草地方の潜伏キリシタン関連遺産」が世界文化遺産に登録されたが、12の構成遺産の中には長崎の島にある遺産も含まれている。
人間の7倍もの数の牛がいる町もある。北海道のオホーツク海に面した別海町。人口約1万5000人の町で飼育されている牛の数は、なんと11万1285頭。大半が乳牛で、生乳の生産量は48万2221トンで日本一。乳牛の飼育農家一戸当たりの飼育頭数が146頭という日本では珍しい大規模経営だ。
このほか各都道府県別のくらしの通信簿も掲載。マネー(平均年収)、仕事(有効求人倍率)、住居(家賃)、教育(待機児童率)、医師、環境、少子化などの項目の数値から改めて故郷を見つめ直すことができる。
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