「自由学園」の生徒たちが受け継ぐ、菓子レシピを初公開！

　ユニークな教育で知られる自由学園（東京）では、創立以来 98年 にわたって、毎日の昼食「お食事」を 生徒たちが自ら作って全員そろって食べるという伝統を受け継いでいる。週に1度は「お食後」として洋菓子や和菓子なども登場する。そのレシピを集めた『自由学園の「お食後」』（誠文堂新光社）が2019年8月8日に出版される。

　ボストンクリームケーキ、ショソン、煮りんご、桜餅、あん巻き、氷じるこなど41点が掲載されている。自由学園卒業生によって結成されたユニット「JIYU5074LABO.」（じゆう・ごうぜろななよん・らぼ）と自由学園 が協力して制作した。

　「JIYU5074LABO.」は企画・料理・編集・ライティング・写真・スタイリングといった多彩な専門分野を持ったメンバーが、食や暮らしを軸にした活動をしている。著書に、自由学園の生徒たちが受け継ぐ料理のレシピ集『自由学園　最高の「お食事」』（新潮社刊）がある。

　自由学園は、幼稚園・小学校・中学校・高校・大学に相当する教育課程を持ち、独自の一貫教育をおこなっている。キャンパスの中心に食堂があり、「食」と生きることの関わりについての学びを大切にしている。

『自由学園の「お食後」』（誠文堂新光社）

（BOOKウォッチ編集部）